誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

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まち × ひと × しごと!

皆さん、おはようございます!
今年は中小企業同士連携関係を構築して共同で新しい事業や商品を創出するアライアンス営業に傾注したいと思っています。限られた資源で事業を営む中小企業にとって、独自に事業展開しようにも限界があります。事業目標を共有して力を合わせることに意味があります。



「まち」の活力を高めて行くためには、そこで暮らす「ひと」が創造力を発揮して「しごと(=ビジネス)」を創り出していくことに尽きます。そのまちに存在する有形無形の固有の資源を見出し、それを商品化して販売するか集客するかの何れかになります。それを実現できるか否かは、そのまちで暮らす人々が目的を共有して力を合わせられるかだと思います。


そのまちで暮らす人々も、日々の定型化された暮らしに埋没してしまいがちですので、なかなかそれら人々の中からそういった斬新なアイディアを共有することは難しいかもしれません。まちに建設的で活発なコミュニティがあれば良いのですが、それらに参加する人々の意見を調整することに終始してしまい、新しいコンセンサスを得るのは簡単ではありません。


本来、アイディアは良好な人間関係の中で人々が持つ暗黙知を共有し合い形式知化する過程の中で生まれて来るものです。ただ漠然としたコミュニティがあるだけでは新しいアイディアを生み出すまでに至ることなく、やはりそのコミュニティに参加する人々が共通する課題などを持ち、それを解決すべく一つの目的に対してアイディアを出し合うことが必要です。


ただし、やはり斬新なアイディアを創出するためには、そのまちの人々がアイディアを出し合うだけでは慣習、生活様式や共通する価値観などに捉われてしまいますので限界があります。そこに全く異なる価値観を持つ異分子が加わることによってブレークスルーすることが出来ることは良く知られたところです。それはまちに限らず、企業の中でも同じでしょう。


そのまちの歴史や文化や慣習などを理解しているオーガナイザーやプロデューサーが、まちの人々を創発型コミュニティへと導いていくことが大切でしょう。それは新しいものの見方や切り口をそれらオーガナイザーやプロデューサーが提供して、コミュニティーをより良き方向にファシリテートすることかもしれません。組織開発でも大切なテーマとなってます。


そして、そのコミュニティに参加する人々のコンセンサスを得た新しいアイディアをアイディアのまま埋もらせることなく、実現させていくこともオーガーナイザーやプロデューサーの腕の見せ所だと思います。その様にして、まちを持続可能な循環型経済に変えていくことが可能になるのでしょう。そんな役割を担って行くべく、今年は一歩を踏み出したいです。


まちに暮らす人々は、個人のみならず中小企業だって一企業市民であることを意識する必要があります。それらまちの人々が新しいビジネスやプロダクトを創出していく為には、まちの課題を解決する共感できるビジョンを掲げることが大切なのです。コンセンサスを得ることが出来れば、後は皆でアイディアを出して協力し合いながら実行していくのみでしょう。


大切なことは関係する人々が何を思い考えているか、傾聴を通じて理解しようとする態度であり、信頼感を築くことだと思います。それはビジネスとしての基本であるとも思います。
自分がこれまで培ってきた経験に基づいて、自分に何が出来るかを考えそれを体現していくことが今年のテーマになると思います。目標はまちに新しいビジネスを創り出すことです。


今日もありがとうござます!
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謹賀新年!

皆さん、明けましておめでとうございます!
2024年がゆっくりやって来ました。年の移り変わりを噛みしめながら、心身ともに健康でいられることに嬉しさを感じます。今年は還暦という節目を迎えますが、精神的にはまだまだ実年齢より若いと思っています。それは将来に対して希望を持っているからでしょう。



今年は少し自分の気持ちに素直になり、感覚的に身を任せ微風を捉えながら舞ってみたいと思います。ちょうどグライダーが上昇気流を捉えながら、その白い美しい機体をしならせながら、しなやかに旋回する美しさに魅了されるように。ものごとの良し悪しを頭で判断する前に、まずは自らの審美眼で感じることを大切にして、自分の軌跡が残せれば良いのです。


近代社会は私たちに様々な豊かさをもたらしましたが、それは時代の背景が変わると必ずしも万能な利器であるとは言い切れません。ものが充足してしまい精神的な豊かさを充実させることに人々の価値観が変わっていることもありますが、少なくとも言えることは経済合理性一本鎗の社会の枠組みだけでは、これからの社会を描くのに間尺合わなくなっています。


大いなる無駄の中にも人々の欲求を充実させる価値があるからでしょう。その意味では、効率性を追求するばかりでなく、自分の内なる声に耳を傾けながらバランスをとることが望まれるのでしょう。その自分ならではの均衡点を探すということは、実は自身の価値観を探すことにもつながります。価値観が定まらなければ将来に向けた希望も定まらないでしょう。


2024年は2023年に比べて、混沌とした世相の中にも少しずつ光が刺してくる年になるのではないかと期待しています。それは人々の価値観が少しずつ固まりだして、将来に対して希望を描き出すからです。人間というものは、気づきを得ながら成長していく唯一創造力を兼ね備えた生物です。将来を見通し難い現代社会に対して創造力を発揮するでしょう。


効率性を追求しすぎる社会の課題も、少しずつ解決されていくと思います。その様な社会の変化を加速させることを考えていたのが2023年までだとしたら、これからは社会が持つ自浄作用にある程度委ねながら、自らもまた希望を実現すべく行動していくことも社会から必要とされるのでしょう。あくまでも社会をより良く変容させていく希望は変わりません。


私が興味を持ってるテーマは、仕事やビジネスのあり方です。これまでのあり方とこれからのあり方は、異なるものになると考えます。それが現代社会の課題の本質であると受け止めているからです。もっと多くの方々に精神的に豊かな暮らしをして頂くためには、働き方やその価値観を変えていく必要があるでしょう。その結果、社会も大きく変容するからです。


それを中小経営者や従業員の方々に直接的に働きかけて支援をしても、時間的にも物理的にも限界があります。出来ることならビジネスを通して、表現し伝えていく必要があると思います。自ら体現させていく意味もあるでしょう。ビジネスの醍醐味は、アドバイスに留まらず、自ら社会に向き合いリスクを嗅ぎ分けながら、高らかに希望を描き出すことでしょう。


私に出来ることは事業構想を描き、それを実現していくことです。持ち得るのはアイディアとこれまでの経験のみです。それを人々が暮らしと仕事が表裏一体となったしなやかな持続可能地域循環経済を創りたいという希望に向かけて注力していきたいと考えています。もうこれまでのように回り道をすることなく、その希望に向けて一直線で走り抜けていきたい。


本年もよろしくお願いいたします!
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今年もありがとうございました!

皆さん、おはようございます!
2023年最後の記事となります。毎朝4時に起床してパソコンに向かう時間が、何よりも自分の心の奥底にある経験を整理し、来るべき明日の方向性を描き出すうえで大切な習慣となっています。自分に素直になり人生をデザインすることの楽しさを実感する1年でした。



1年前を振り返り比較してみますと、自分なりに描き出した目標に向かって大きく歩みだした1年であったと思います。昨年はまだ仮説の段階であった将来につながる目標が、今年は実証する段階でありましたが、それに手応えを感じることが出来ました。自分から動くというより、周囲が動いてくれて自分の企図する方向へと舞っているという感じがしています。


改めて自分に出来ることは企画と財務なんだと実感しております。地域に密着した中小企業の社外パートナーとしてのCFO(=最高財務責任者)と形容していますが、お付き合いを頂いているお客様からもその必要性を認識されていることを実感しています。いずれのお客様も難しい経営の局面を迎えていますが、事業を再構築しながら再浮上することでしょう。


その為に必要な経営力再構築型伴走支援CFOという独自の方法論も確立できたものと思います。それは中小経営者と人間的な信頼関係を基盤に置きながら、二人三脚で経営者が思う意志を明確にして事業理念や事業ビジョンへと高めて事業プランに落とし込み、それを組織開発する観点から社員の方々に浸透させていくことです。あくまで主体は中小経営者です。


中小経営者の定まらない暗黙の意志を深堀りし内面に触れることを通じ、経営者自ら課題認識し自律的に解決することを主眼に置いてます。決してこちらから答えを伝え従わせることなく、自ら解決していくことを促します。また、そうやって導き出した理念やビジョンを浸透させる為に、どれだけ社員の方々のキャリアデザインと重なり合っているかも大切です。


考えてもみれば、CFOの役割は事業に必要な資源を如何に調達して配分するかを判断することにあります。これからの時代の貴重な事業資源は、人的資本を源泉とする知的財産でしょう。それら人々の創造力を発揮するために自己実現できる環境を整えることも、企業価値を最大化させるために不可欠な、CFOの新しいタスクとなっていくものと捉えています。


そうやって地域に根差した個社の経営基盤を充実させながら、新しいビジネスやプロダクトを創出する際に欠けていると考えられる資源をなんでも自社で抱え込もうとしないで、やはり地域に根差している他社と連携関係を築くことにより一緒に創出することが、エコで社会にやさしいビジネスのあり方だと思います。地域内で持続可能な循環経済を育むべきです。


そんな地域の中小企業間の懸け橋となることが地域経済を再興するために望まれているのであり、私が目指すまちビジネスオーガナイザーとしてのまちビジネスディベロッパーの考え方です。その為には、企図した構想を実現していく潮目を読み切り機が熟すのを見定めることであると受け止めるに至っています。先走ってこちらから動き過ぎてはいけないのです。


まちづくりCFOとして、それを実現していくことを再認識した1年であったと思います。これまでの社会の概念に捉われることなく、自由に自分の思うまま将来を描き出して行くことが大切です。少しでも多くの方々がその様な境地立つことにより、閉塞感漂う現在の社会を変えていくことが可能でしょう。自分の意志を来年以降にも繋げていきたいと思います。


来年もよろしくお願いいたします!
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