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50歳からの転身支援!

皆さん、おはようございます!
仕事とは言いましても、私が提供できるサービスは多種多様です。マネジメントのブラッシュアップ、経営計画の策定、金融機関からの資金調達などを行ったりです。中でも一番食指が動くのが、事業と財務の両面からビジネスストラクチャーを描き、組み立てることです。



人材サービス大手のパソナグループは、大手企業で働く50歳以上の現役社員の転職や起業を支援する「セーフプレースメント・トータルサービス」事業をはじめます。適性を判断して、転身に向けた指導を行います。企業にとってシニア世代の活用が課題となるなかで、人財が余剰な企業の需要を見込み、人財不足の業界や企業への供給にも繋げていく計画です。


定年退職が近づいてからではなく、早くから自らのキャリアを描き直す手助けをします。具体的には、導入企業に在職する社員を対象に、まずキャリア形成の重要性を意識させるセミナーなどを開催する他、必要に応じて一人ひとりに個別指導を行います。パソナの専門キャリアコンサルタントが、各社員の業務スキルや適性などを診断を行う内容となっています。


移籍を意識する社員には、人財派遣や幹部社員を地方企業を含めて他社で就労する機会も設け、新しい働き先探しにつなげます。起業を考える社員には、事業契約書の作り方や資金調達の方法などを指導するそうです。退職を意識する前から多様な働き方や、それに必要な能力の開発を提案することで、現役社員のキャリア形成の選択肢を増やす狙いがあります。


4月に施行される改正高年齢者雇用安定法は、企業に70歳までの就業機会を確保する努力義務を課しています。少子高齢化が進む中で、経験豊富なシニア層は労働力の担い手です。
労働生産性を高める為には、業務スキルの学び直しなどでシニア社員の能力を引き出す必要がある一方で、シニア社員全てを自社で雇い続けることが難しい企業が多いのも事実です。


新卒一括採用と終身雇用という日本型雇用慣行の下で、社員が長きに渡る自分の人生として建設的にキャリア形成していくことは、なかなか出来ることではありません。いまでこそ企業は、迫りくる70歳までの就業機会確保による労働生産性の維持に目を向け始めていますが、これまでの企業は自らの都合で社員を駒の様に使い異動を行ってきた経緯があります。


本来、社員一人ひとりが自らの人生のキャリアプランを定め、その実現に向けて就業すべき企業を取捨選択していくべきです。自ら企業の中でキャリア形成を行っていくことが難しいと考えられるのなら、転職や起業という選択肢もある訳です。今でこそ、ジョブ型雇用や副業といった働き方が多様化する中で、キャリア形成が行い易くなって来ていると言えます。


しかし現実的に考え、今の40歳代後半以上のシニア層やシニア予備軍にとっては、企業に迎合する働き方を続けてきた為、キャリアプランなど持ち合わせていないというのが現実でしょう。そういった方々へのアドバイスとして、まずは自分の過去のキャリアを棚卸しすることをお勧めします。その上で、自身が楽しいと思える経験を活かしていくべきでしょう。


そして、一番楽しいと思えるキャリアの10、20年後のなっていたい自分の姿を思い浮かべてみて下さい。他人より秀でたキャリアというものは、必ずそれを受け止めてくれる需要が何処かにあるものです。それを追い求め続けることが、キャリア人生というものです。結果として転職や起業になるかもしれません。それが自律的に生きる証ということでしょう。


今日もありがとうございます!
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