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笑顔のたえない街づくり!

皆さん、おはようございます!
今まで私たちの生活を支えてきた社会の枠組みが、ここへきて大きく変わりつつある様です。情報社会への進展により、個々人の思いが及ぼす影響が大きくなっているからでしょう。やはり、私たちの豊かな暮らしを実現するために社会は存在するものと思います。



子供の頃から今も変わらず好きなことがあります。それは街の中にたたずみ、街の入物である建物を見たり、そこを行き交う人々を観ることです。街とはいいましても、都会であったり、地方都市であったり、観光地であったりと、様々な地域の顔があり飽きさせません。各々の街には歴史があり、そこでの人々の営みが今を形作っています。


原点を振り返れば、この地球という自然環境と人間の営みの相互作用の中で、ある街は商業地として栄え、ある街は住宅街となり、ある地域はいまだ自然環境を素のまま残す里山であったりします。それらは地形など地理的、物理的な制約により、その地の利を生かす形で異なった発展を遂げ現在に至っています。


人々の営みが、少しずつその街の特徴を個性といわれるものへと深めてい行ったと思います。しかし、最近の街は産業による効率化、標準化の流れの中で、どこの街にも同じ看板の店舗が立ち並ぶなど、没個性化へと向かわせてしまっています。機能的といえばそうなのですが、そこに満たされない人間の本質的な欲求が存在しています。


街は、人々の営みとしての暮らし、仕事が繰り広げられる基盤(=プラットフォーム)であると言えるでしょう。その様に考えますと、大手資本の論理により埋め尽くされるばかりでなく、もっと中小個人事業者の独創的なアイディアにより事業が営まれるべきであり、そういった個性溢れる街に私たちは安らぎを覚えるのではないでしょうか。


それはソフトウエアとしての事業のあり方のみならず、ハードウエアとしての建物のあり方にも言うことが出来ると思います。資本力による再開発という名のもと、建物間の公共スペースは広がりますが、外に対して閉鎖的な建物が上空へと伸びる一方です。技術の進歩は留まることなく、私たちの本能的な恐怖をも凌駕していると言えるでしょう。


やはり街というものは、私たち人間の手の届くところになければいけないと思います。
人間の目線で見渡して、店舗と街路が境目なく人が行き来できるところにコミュニティが生まれ、そこでの何気ない会話の中から人は暖かみを感じるものではないでしょうか。
もっと個々人が街の主役として、笑顔たえない自由気ままな振る舞いが出来るべきです。


最近、街に個性的な雑貨店、パン屋さんなどが戻りつつあるように思います。古い建物をリノベーションする店主の個性が伝わって来るようなお店です。昔の商店とは異なる、一皮むけ洗練された店舗内装に商品がひときわ目に留まります。必ずしも良い立地とは言えませんが、SNSを通じてその存在感は広まりつつあります。


街の新たな胎動だと思います。一つお店が開業すれば、その周辺には徐々に新たに開業するお店が増えていきます。資本力に頼ることなく、感性と創造力という知的な資本を上手く活用して行くのが、これからの時代だと思います。人間主体の街づくり。事業を営む側も、それを利用する側も感情を持った生きものであることを忘れてはなりません。


今日もありがとうございます!
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