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日本人の審美眼!

皆さん、おはようございます!
今日は暖かな朝ですね。
昨晩からの雨も止み、少し霞が掛かった様な景色ですが気温が上がるのでしょう。
桜もいよいよ満開で見所かもしれませんね。



明治維新以降150年が経過し、その間に様々なものが高度に発達してきたと思います。
日本における代表的な産業といえば自動車産業でしょう。
私がまだ子供の時分には、ボンネットバスやオート三輪がまだまだ多く走っており、やっと初代トヨタカローラや日産サニーが発売されようとしていたところです。


それに比べまして、いまの時代は小型自動車であってもアイドリングストップやオートマチックがあたり前となり、乗り心地も飛躍的に向上しています。
先日、車を運転しながら思ったのですが、外車といえば欧米の高級ブランドばかりですが、韓国製や中国製の車を見掛けることはありません。


韓国車については、一時期、日本への輸出を目論んで、ほんの数千台が日本の道路を走っていた時期があるようですが、今では韓国大使館等で使用する車が数十台国内にあるのみだそうです。それに比べて、日本製の車は、国内のみならず世界各国を席巻しており、日本の技術の底力を感じざるを得ません。


そんな日本車も米国で広く受け入れられる様になったのは1980年代の「JAPAN AS No.1」という書籍がベストセラーになった頃でしょうか。
日本車の品質の高さに諸外国が目を見張った時期でもあり、日本人の勤勉さが世界で認められる様になった時期でもあるのではないでしょうか。


それから40年近くが経過し、高水準の技術力と勤勉さに更に磨きがかかった所までは良いのですが、社会も企業も高度に専門分化した為に、各論では非常に高い能力を示すのですが、全体最適となると折角の各論で磨き上がった技が相乗効果として発揮されていない様に思えます。むしろ、相「除」効果となっているのが現状の課題ではないでしょうか。


情報技術の進展により、社会の仕組みが大きく変化してきています。端的にいって今まで上から下へのアナログでしかなかったコミュニケーションが大きく変わり、いつでも、誰とでも自由に繋がれる世の中になっています。このコミュニケーションの変化をどの様にビジネスに、そして業務に取り込んで行くかを試行錯誤している段階なんでしょう。


情報は、発信者の規模の大小や属性には関係なく、受信者にとって意味ある内容であれば受用される時代です。クオリティの高い情報も、クオリティの低い情報も等しく受発信することが可能です。余りにもクオリティの低い情報は、社会的な制裁にあうことも情報化社会の特質であると言えます。


情報化社会に至るまでの個人の意識レベルを集団主義と言うとすれば、この情報化社会においては個人主義(≠利己主義)と言うことが出来ると思います。個人の考え方やアイデンティティを高めることが求められる時代です。そこが確立していませんと、情報の発信も、意味を持って受用することも出来ないからです。


これから益々、個人主義が高まって行く中で、上から下方面への情報伝達により社会や企業を統率して行くことは難しくなって行くと思います。ここに社会心理的な変化が見られると思います。もっと緩やかな連帯関係になり、個人の好みによりベクトルが一致した者同士がコミュニティを築いて行く、そんな社会になるのではないでしょうか。


企業組織においても同様のことが言えると思います。極端に申しますと、企業と個人の働く者の距離、雇用関係までが緩やかになるのではないでしょうか。社会の変化に比べて、企業組織の変化が遅れているので、そこに働くものは息苦しさを感じてしまう。その様なところが、現代社会の病理ではないかと感じています。


その様な社会における企業トップの役割は、企業というコミュニティの共感を引き出すものでなければならないでしょう。ともに一つの目標に向かって共感し、創造する共創型の緩やかな組織がこれからの企業のあるべき姿だと思います。そして一つの事業という目標に向かって、様々なことを編集する役割でしょう。


今までとは全く異なる社会になりますので、その社会の仕組みを変えることが一つの事業の目標となって行くものと思います。様々な所で社会の綻びが出て来るようになるでしょう。それを紡ぐのが企業(≒事業)の役割になると思います。全く新たな事業を創出するというよりも、既存の社会資源を新しい考え方でアレンジする。


その時に必要な心構えが、審美眼です。人として、善悪や美しいものを素直に美しいと受け止めることのできる心だと思います。日本人は本来、自然を慈しむ綺麗な審美眼を持っていると思います。今まで築いて来た技術力にこの審美眼を兼ね備えることが、これからの私たちに必要なことなのではないでしょうか。


今日もご覧いただきましてありがとうございます。
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