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SoftBank、AIによる新卒書類選考

皆さん、おはようございます!
今日は久しぶりに東京での朝を迎えますが、松本よりも暖かいです。。
やはり自分の布団は熟睡できますね。
ホテルのベットは柔らかくて何か寝苦しいので困ります。。


ソフトバンクが、昨年より新卒採用の書類選考にAIを導入しはじめたそうです。
応募時に会社へ提出するエントリーシートをAIが分析し合否を判定するとのことです。今までは人手に頼って書類審査を行っていましたが、これにより必要な時間を75%減らすことが出来るいうので驚きます。


現在は、求人と応募がインターネットで行われる為、応募者数が相当数に登るのでしょうね。それまでは電話帳のような企業情報の冊子が送られて来て、気に留まった会社に郵送で会社案内を請求した後に、応募手続を行っていましたので、それに比べますと飛躍的に効率よく企業研究が行うことが出来る様になっています。



インターネットで企業の求人サイトに行きますと学生専用に設けられた案内があり、その企業の理念から事業概要まで分かり易く丁寧に説明がなされています。OBやOGの入社後の体験談等も掲載されており、安心感もあります。企業によっては動画配信しており、企業が協調したい点をビジュアルに掴むことが出来ます。


応募もその求人サイトから手軽にエントリーシートを送れる様になっています。ところが、インターネットがない時代に比べますとその応募手続が手軽になった為に、いまの学生は一人あたり100社近い応募をするのも珍しくはないようです。他の学生も相当数の応募をするので、自分も応募しないわけにはいかないというのが実情でしょう。


結果的に競争倍率が高まってしまいますが、これは応募書類を受け取る企業の採用担当もエントリーシート全てに目を通すのに時間が掛かって困ってしまいます。ソフトバンクの様にAIを活用したくなる気持ちも分からなくもありません。AIによる書類選考が応募者の本気度を確認するものであればとても役に立つと思います。


学生側も100社近くも応募しますが、その中に自分が本当に入社したい意中の企業がどのくらいあるのでしょう。直感的に2~3社、多くても5社位ではないでしょうか。ある意味、応募者の母数が増えて競争倍率が高まっているので、内定を得る為に機械的な就職活動になっていないか心配です。


いまのインターネットを使った応募方式を見ていますと、企業側にとっても、学生側にとっても一長一短の様に見受けますが如何でしょう。有名企業ほど人気が高く、多くのエントリーシートが送信されてしまう結果となります。これを避けるために、一層のこと求人サイトはそのまま残し、応募は郵送に戻してみるというのはどうでしょう。


少なくとも、応募手続に手間が掛かりますので、学生も応募する企業を絞り込む様になると思われますので、応募者数が相当減少するのではないでしょうか。その方が、結果的に書類審査する企業もじっくりと目を通すことが出来る様になり、応募書類を形式的に判断することなく、書類に込められて熱意等の行間をも読み解けるようになると思います。


企業は、競合他社がインターネットによる応募方式を採っているのに、自分たちの会社だけ郵送による応募方法にすると、学生から敬遠されるのではないかという声が聞こえてきそうです。採用活動が売り手市場であれば、尚更かもしれません。就職協定により足並みを揃えたくとも、企業人気に格差があるので難しいのでしょうか。


これからの時代、情報社会の進展によりアイディアや考える力といった柔軟な発想力が、いままで以上に求められる様になります。企業もその様な人材を採用する為に、インターンシップ制度を導入する等、様々な工夫をしている様です。一方で、水面下で学生の囲い込みが行われてしまい、事実上の採用活動になることを危惧する声もあります。


毎年、この時期になると企業の新卒採用活動の話しが話題となりますが、経団連が中心となって就職協定を結びますが、有名無実化してしまい、企業間競争が過熱しなかなか守られないのが実態です。これも、終身雇用を前提とした、新卒採用者を自社で育成する代わりに、企業の指図で異動を厭わずに働くという、日本ならではの制度ですね。


古くは丁稚奉公という江戸時代の商人の世界の制度に起源がありそうですが、いまの雇用制度になったのは戦後からです。働き方改革の大号令が掛かり、情報化社会の中で終身雇用制度の瓦解の速度が速まって行く中で、この新卒採用の仕組みだけは企業にとっても、学生にとっても時代遅れと感じてしまいます。


最近の若い学生の正直な声を聞いていますと、大学に通っている間に一生の仕事を見つけるのは不可能に近いので、取りあえず2~3年新卒採用で何処かの企業に勤め、その間に本当に自分の遣りたいことを見つけようとする考え方が増えている様に思います。もしそれが現実であるなら、企業も新卒採用の方法をもっと考えるべきではないでしょうか。


話しが少し飛躍するかもしれませんが、特に新卒に限定した採用は行わず、中途採用と同じ考え方で通年で職種別に採用をするユニークな企業が出現しても良いと思います。人生100年、情報化社会の到来によって働き方も変わり、終身雇用制度の維持も難しくなる中で、新卒採用を企業にとっての唯一の人材ソースとするにも限界がある様に思えます。


新卒を迎える学生数が年々減少する中で、売り手市場が続くばかりです。
この新卒採用だけは、企業間の横並び意識のせいか、時代が変わってもなかなか変わらないものの一つです。企業もスケールメリットを追い求める時代は終わりつつありますので、もっと将来のあるべき姿を見据えた斬新な人事制度を考える時ではないでしょうか。


今日もご覧いただきまして有難うございます。
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