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中小企業の課題!

皆さん、おはようございます!
経営を行っていると前例のない課題に突き当たることが多々あると思います。まぁ、前例のある課題なら経営者まで話が上がってこなくとも解決できるからあたり前かもしれません。
経営者には判断の拠り所が不可欠であり、創業者の理念に基づいて対処することでしょう。



お陰様で、還暦を迎えようとしているのに、流石に肉体の衰えは隠せませんが、精神的には実年齢よりも若々しくいられるのは、日々、仕事を通して中小企業の難題に向き合わざるを得ないからかもしれません。中小企業のパートナーとして社外CFOの役割を担い始めて8年が経ちますが、どの中小企業も業種業態は異なれど抱える悩みは共通しているものです。


中小企業でも長年にわたり事業を続けている企業というものは、やはり一芸に秀でているといいますか、独自の技術やノウハウを核とした企業文化を醸し出しているものです。ただし建設的なマネジメントに至っていない場合が多く、経営としての知見が積み上がっておらず
、漏れバケツのようにその時々の付け焼刃的な判断に終始してしまっているのが残念です。


中堅企業や大手企業にまで成長していける企業というものは、経営者がどこまで腹を括っているかということも大切ですが、その事業に対する思いを可視化して自ら客観的に俯瞰できていることが不可欠です。それは経営者としての人間的な資質に多分に左右されてしまいます。経営トップの資質に限界があるなら、それを補う経営陣で脇を固める必要があります。


ただ中小企業には経営人財不足が否めない側面があるのも事実です。みな人間的にはそれなりの年輪を重ねた人格と浪漫を持ってはいるのですが、経営者としてのビジネスリテラシーをも時間を掛けて育んでいく必要があるからです。それは若い時から経営判断を伴う実務経験を積みながら修羅場の場数を踏まないと身に付くものではないからだと受け止めてます。


その様な経験を積む人財は、なかなか中小企業にまで廻ってこないというのが現実でしょう
。最近でこそ、大手・中堅企業の中で采配を振るより、中小企業の方が第二の創業ではありませんが、手腕を発揮できると考える経営人財も増えてきていますが、まだまだ稀だと感じています。これからの時代は、組織力より変革力の方が大切であることに留意が必要です。


持てる事業資源を見極め自ら起点となって業界再編をする視点を持つ必要があります。その為には常識に捉われない構想力とそれを緻密に組み立てていくロジカルな思考も必要でしょう。その様な経営力を持ってはじめて中小企業を上昇気流に乗せていくことが可能になると思います。その為には経営陣を調和させながら一つの方向に向かわせる力も必要でしょう。


経営者だって人間です。数多の失敗をしながら人間的に成長していけば良いと思います。必要なことは、自らの志を高く持ちながら失敗を恐れずに果敢に前を向いてアグレッシブに行動する姿勢が必要です。いけないのは、日々の成功体験や失敗体験の中で慢心したり落ち込んだりすることでしょう。様々な気持ちが逡巡してしまい精神的に不安定になることです。


腹に肝を据えるではないですが、己の意志を強く持つことが大切です。その為には自分のありたい姿を客観的に可視化して脳裏に焼き付けるテクニックも必要なのです。自分のマインドコントロールは自分にしか出来ません。人間という者は自分が本当に遣りたいことに没頭している時に自分でも信じられないような力を発揮するものであることを信ずるべきです。


今日もありがとうございます!
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