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ビジネスの醍醐味!

皆さん、おはようございます!
螺旋階段を上るように、同じテーマの本を繰り返し読んでいることに気付きます。コーポレートファイナンス、ビジネスモデル、プロシューマー、まちづくり、カウンセリング。行き着くところは、その地域の伝統工芸知を生かしたプロシューマー社会を創ることでしょう。



社会に必要とされていることを捉え、自分に出来ることを踏まえながら目指すべき道を明らかにして前に進んでいくこと。それをビジネスを通し体現することが生きる歓びなんだと思います。ビジネスを通しそれを実現していくことは人それぞれかもしれませんが、私は仕事を通して理想の社会を実現すべく糧を得られたらそれほど冥利に尽きることはありません。


40年もの時間を費やし、事業資源を捉えビジネスモデルやビジネスストラクチャーを考え
、コーポレートファイナンスと重ね合わせながら、新しい事業を再構築していくことを続けて参りますと、それが自分に出来ることの拠り所となり、やがて自分なりの型として応用力が増してきます。それを今の社会の概念で捉えるとM&Aや事業再構築となるのでしょう。


現在の社会における課題を解決すべく望まれているのが、私がプロットしている社会の領域から捉えると後継者のいない中小企業に対してM&A型事業承継を行うこと、および情報化社会の到来によって大きく変わり行くピラミッド型産業構造の基底を支えている業績悪化が著しい中小企業の事業再構築を行い構造転換を果たしていくことを通して糧を得ています。


ただし、それら中小企業のM&A型事業承継や事業再構築だけを直視していては、必ずしも社会に必要とされてることに応えているとは言えないと受け止めてます。やはり、そこにこれからの社会をどの様な理想像に変えていくべきかという視点を入れなければ魂が籠りません。これまでの旧態依然とした慣習に捉われることなく新しい発想に立つ必要があります。


眼に見えない将来像を目の前にある中小企業を通して、どう自己表現してくのかが問われていると思います。それを描き出して行くことがビジネスを行う上での醍醐味です。時代は螺旋階段を上るように、歴史を繰り返しているものと思います。なぜかといいますと、人間というものはいつの時代にも変わるものでなく、行き過ぎた社会は人間が揺り戻すからです。


その時のキーワードが、行き過ぎた規模の経済の追求とそれに並走する目先の資本主義の考え方です。人間はそれを追求するがあまり企業組織も生産量も肥大化させ過ぎ規模の不経済に陥っていると映ります。巨大な企業に働く人々も標準化された機能性あふれる商品にも、いまの社会は味気なく感じられるのではないでしょうか。それが人間を疎外すらしてます。


人間が持つDNAの中には「創造力」という固有の能力があるにもかかわらず、それをむしろ減退させる社会となっていることに目を向けるべきではないでしょうか。そこに現代社会の病理があると思います。先行きが見えない将来に対して創造力を働かせていくことは、楽しくもありますが、それを実現して行く為には目に見えない怖さも付まとうものでしょう。


希望を持つことより、恐怖心に慄いていて組織という拠り所にしがみついているのが現代の人々ではないでしょうか。決まりきった型通りの仕事を大過なく行うことは大切なことかもしれませんが、それと引き換えに将来に対する希望を持てなくなってしまっては、来るべき新しい時代の社会を描き切ることが出来ません。それをビジネスを通して描き出すのです。


今日もありがとうございます!
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