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空き家ビジネス!

皆さん、おはようございます!
元サッカー日本代表本田圭佑氏が国内スタートアップ企業に投資するファンドを立ち上げます。持てるグローバルな人脈と経験を生かし世界で通用する企業の育成を目指すそうです。投資ノウハウはサーッカーを通じ培ったものかもしれませんが感じる力があるのでしょう。



最近、使われなくなった建物を活用した新しいビジネスが全国的に広がってます。空き家の売買を仲介するだけでなく、リノベーションを行って地域住民らの便利な拠点として生まれ変わらすことが出来れば、まちの活性化にもつながります。それを地域経済の観点から捉えれば、新たなビジネスを創出するに留まらず雇用をも生み出し好循環をもたらすでしょう。


徳島市では、さびれた古い倉庫街である万代中央ふ頭で、倉庫の外観は残しつつ飲食店や雑貨店、催事場などが集まる水辺のまちとして再生が為されています。板橋区ハッピーロード大山商店街の一角にある「かめやキッチン」は、元々80年余りも続く履物店兼居住建物ですが、リノベーションを行いチェアキッチンとしてリニューアルオープンを果たしてます。


人口減少が進む奥多摩地域でもJR青梅線沿線にある空き古民家を拠点に地域の名所を散策できるリノベーションホテルが点在してます。まち全体をホテルと見做し必要な機能をまちの利便性と重ね合わせながら事業展開してます。これら空き家ビジネスに共通しているのは
、まちの資源としての機能とビジネスに必要な資源の最大公約数を目指していることです。


当然に空き家を活用して立地ビジネスを営んでいる訳であり、そこにはマネジメント業務が必要となります。ここでいうマネジメント業務には①地域経済のマネジメント、②空き家不動産のマネジメント、③空き家で営まれるビジネスのマネジメントが挙げられます。これまでなら、それぞれの領域で縦割りに細分化されマネジメントが行われてきてたと思います。


しかし、地域経営、空き家経営、オペレーション事業経営はそれぞれ一体不可分の関係にあり、それを横割りに統合してマネジメントする方が効率が良いのではないかというのが私の考え方です。それを人を軸として言い方を変えますと、まちの賑わいをもたらすべくどう歴史ある建物を活用し店舗ビジネスに集客を図るかという相互関係をもって捉えるべきです。


これからのディベロッパー発想になりますが、まちを面で捉えるべく必要な利便機能としての拠点をまちに息づく空き家を利用して、どう展開していくかということになります。面であるまちや点である拠点を相互関係を持たせながら、いかに客観的に俯瞰しながらマネジメントしていくかということになります。どうビジネスモデルと財務構造を構築するかです。


まちの灯りを灯しながら、そこに暮らす方々が糧を得ながら生き甲斐を感じるためスモールビジネスを立ち上げられる様な仕組みを整えることも不可欠です。その結果として新しいビジネスとそこで必要な雇用が創出されれば、まちにお金が循環してプールされるお金が増えることを意味します。まちに潤いが出れば域外から人々が集まり相乗効果をもたらします。


マネジメントには、商品マネジメント、資本マネジメント、人財マネジメントが必要であることは疑う余地もないでしょう。縦割りの企業をマネジメントするように、まちを横割り視点でマネジメントすることが不可欠だと思います。そのまちに生づく固有資源を最大限に活かしながら、ビジネスモデルを構想しながら財務構造として裏付ける必要があるでしょう。


今日もありがとうござます!
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