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自分への問い掛け!

皆さん、おはようございます!
今年、還暦を迎えるせいだからかは分かりませんが、昨年の後半からこの年末年始にかけて肩の力が入らなくなったといいますか、自分の気持ちに素直に自然と心と体か動いていき調子が良いのです。持ち味を生かした自分の「色」が出てきて、全てが円滑に進んでいます。



絶えず自分に出来ること、自分が遣りたいこと、自分に求められてることを考え続けることが大切です。この3つのバランスが取れ、重複する最大公約数的な部分が多いほど人間は幸せに感じるものであり成長が著しいでしょう。その様な状況に達するには、長い人生の中で自分の腕を磨き希望を持ち続けながら、その機会が来るまで鍛錬してじっと待つことです。


生身の人間ですから、そう簡単には自分で自分をコントロールすることは難しいでしょう。そもそも心身はコントロールするものでなく、正しい行いをしていればやがて素の自分が醸し出されてくるものかもしれません。自分なりに心がけている事といえば、自分の気持ちに素直でいること、誠実に他人に接すること、そして物事の本質を追求することでしょうか。


自分の人生を振り返ってみれば20代に「まちづくり」に関心を持ちますが、その時は他人事ではなく自分事であったと思います。たまたま自転車で日本全国を周遊した経験を通じ「
まち」や「コミュニティ」に関心を持つようになりましたが、それは憧れにも近い自らの欲求であったと思います。自分の興味本位だけでは他人の心を揺り動かすことは出来ません。


わりと若い頃から自分の遣りたいことを明確に持っていた訳ですが、それを実現する為に必要な自分に出来ることなんて持ち合わせている筈がありません。少しでも自分の遣りたいことをすべく働く会社を選択する訳ですが、会社勤めをすれば組織としての役割を与えられますので、その役割をこなすべく自分に出来ることを深めながら広げて行くことになります。


この辺が難しいところで、会社が社会に求められていることに誠実に応えていれば良いのですが、資本主義社会の常として社会のことより先に株主というステークホルダーを一義に受け止めてしまう会社が殆どではないでしょうか。それが社会の常識であるかの如く、会社の中で育まれてきた会社員は、社会から求められてることを誤解して受け止めてしまいます。


そして誤解して受け止めたまま、自分に出来ることを深堀していく訳ですから、どうしても自分に出来ることや自分が遣りたいことと自分に求められていることが重なり合わなくなってしまいます。ご多分に漏れず私も企画財務のスキルを深めてきた訳ですが、たとえ会社の時価総額を3倍に増やしたところで、それが社会にとってどの様な意味があるのでしょう。


そう考えた途端に自分の心身のバランスを崩してしまったのが40代前半の頃です。それまで20年間も会社の中という温室の中で育って来た為に、その枠組みを自ら取っ払ってしまえば精神的に彷徨い始めるのは当たり前かもしれません。その後の数年間は自らの価値観を再構成するのに長くて苦しい時間を費やしています。社会から求められてること探しです。


その時に、奇を衒わず素の自分を見つめることが出来たことが良かったと思います。自分の心身に宿る暗黙知は消え失せることなく、それを真正面から捉えてどう生かしていくかを考えることが大切なのです。狭い鳥かごの扉を自ら開けて、広々とした大空に解き放たれたまでは良かったのですが、体内時計や羅針盤が錆びついてしまっていては迷走するだけです。


今日もありがとうござます!
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