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ハローワークのリスキリング!

皆さん、おはようございます!
企業をマネジメントするように、まちをマネジメントできるのではないでしょうか。企業も外との垣根が低くなりはじめ、理念経営により働き手との目的共有によりフラットになってきています。まちの機能をもう少し有機的に関連付け、目的意識を高めれば同じでしょう。



厚生労働省はハローワークの支援対象を在職者にも広げる考えです。2024年度に全国でリスキリング(=学び直し)のための窓口を設け、転職者の増加や兼業・副業といった多様な働き方の広がりを受けるかたちで、ハローワークの機能を拡充するそうです。これまで離職者向けの職業紹介が中心だった役割を転換し、広く働く方々への支援を行っていきます。


リスキリング窓口では、無料でキャリア相談に乗り、希望に合う職業訓練に結び付けることにより、生産性の高い業種への労働移動を促すとともに、個人収入の底上げにつなげられるものと期待されます。将来的には相談データを蓄積し、転職するときだけでなく長期的なキャリア形成支援を目指す考えです。窓口は全国400ヶ所以上のハローワークに設けます。


普段の利用者数によってキャリアコンサルタントをハローワークに常駐させるか巡回訪問にするかを見極めるそうです。キャリアコンサルタントは、厚生労働省が各都道府県に置く「
キャリア形成・学び直し支援センター」から派遣します。キャリア相談では相談者自身が持つ資格や目標などを記す「ジョブ・カード」を作成し、それを元に支援を行っていきます。


公的職業訓練や給付対象資格講座などリスキリング支援策を紹介します。利用者や登録企業が増えれば、希望する企業とのマッチングもし易くなると見てます。社会的な流れを踏まえた必然としての対応だと思います。ただし、ハローワークのお役所的なハードウエア、ソフトウエアをこの際に見直したらどうかと思います。そうすれば利用者数も増えるでしょう。


どうしてもハローワークは、あくまで縦割り行政の弊害でサラリーマンとしての労働者のみを対象としていますが、もっと広く中小経営者やこれから創業したいと考えている起業者も対象にすれば良いと思いますが、こちらは中小企業庁が管轄するのでそういう訳にいかないということなのでしょう。事業者とサラリーマンの垣根が曖昧になる中で検討すべきです。


一般的に事業を営む程の人物であれば、自らのキャリアを明確に持っているものと思われがちですが、意外にその様なことはなくキャリアデザインシートも描けない経営者が多いという現実があります。経営者にも千差万別あり、創業から株式公開までを駆け抜ける猛者は別として、自分の意に反し成り行きで経営者になってしまったという方が多いのも事実です。


先行き不透明な時代だからこそ、自らキャリアに対するビジョンを明確に持つ必要があるのであり、そこに雇用者、被雇用者という違いはなく等しく仕事をする者という立場なんだと思います。国力を支える労働者という人財を総合的にサポートしていく社会の枠組みが必要だと思います。そうすれば、サラリーマンから事業者への転身も進むようになるでしょう。


キャリアコンサルタントは、いわばホームドクターのような存在であり、一生をかけて必要な時に同じコンサルタントの相談を受けたいものです。その時の相談データをそれこそマイナカードに乗せても良いと思います。自らの健康データと同質なものだからです。出来ることならその様な相談をBGMが流れるカフェラウンジの様なところで受けたいと思います。


今日もありがとうござます!
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