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中小企業の第二創業!

皆さん、おはようございます!
今日も静かな朝を迎えています。この時間が一番落ち着いて様々なことが考えられます。朝思いついたテーマについて、少し思いを巡らせてブログに綴ると言う意味では、楽しいひと時かもしれません。見果てぬ思いをどの様に表現して行くか、まだまだ難しくもあります。



社会は大きな転換期を迎えています。それはIT(=情報技術)の進展により、これまで考えられなかったことが出来る様になったこともありますが、やはり時代はパーソナル(=個
)に向かっており、それが私たちの欲求が物から精神に変わっていることと相まって、個人の価値観や社会が求めるものが大きく変化しつつあることをつくづく感じざるを得ません。


それ以上に、これまで規模の経済を追求する経済合理性やそれを支えるはずの資本主義の市場に委ねる考え方では均整のとれた地球環境に優しい経済成長を果たすことが出来ない現実に直面していることも、私たちに何らかの影響を及ぼしていると思います。やはり未来に希望の持てる社会を残すべく、環境にも配慮した持続可能社会に変えることが責務でしょう。


現在の産業構造や企業の事業構造は、その様な社会の変化に照らし合わせますと、未だ産業革命以降の旧態依然とした枠組みのまま現在に至っているものと感じます。きっと先に行って振り返った時に、大量生産大量消費型の標準化や効率性は、その様な社会的な要請によって築かれた一時期の経済特性として、歴史の一頁として記載されることになるのでしょう。


これからの経済は、もっとITによって商品の提供者とそれを需要する消費者の距離が縮まり、かつ必ずしも標準化された大量生産品を供給することなく需要量に応じた商品を受注生産する様な枠組みに転換して行く様に思われます。だからこそ、これまでの固定観念に捉われることなく、いまここで感じることを信じフレキシブルな発想で取り組むべきでしょう。


きっと、大手企業といわれる規模の経済を追求し成功してきた事業ほど、自らのビジネスモデルを否定できない呪縛に囚われ、そして巨大な組織を維持して行かなければならないという意識が働くため、事業の変革が遅れると思います。場合によっては、事業の変革が出来ないまま没落して行く企業も出てくるでしょう。いま私たちはそんな転換期を迎えています。


これからは、企業規模の大きさには関係なく、中小企業でも小柄ながら筋肉質の事業で盤石な事業を行うことが可能な時代になると思います。しかし、これまでの中小企業は、産業構造の大きな枠組みの中で末端を担っていたり、大手企業を頂点とする元請下請構造の枠組みの中に組み込まれてきた為、そのままの事業を行っていては存続すら困難になるでしょう。


必要なのは、新しいマーケットの潮流を探しあて直接商品を提供して行くことです。それはBtoB、BtoCの何れにも当て嵌まりますが、大手企業と協業するのではなく同じ思いをもった中小企業同士が連携して行く形になるのではないかと思います。その為には現在の事業資源の棚卸しを行い、大胆に強みを持つ資源に焦点を当てて事業再構築することです。


その上で、これまで持ち得なかったマーケティング機能や営業機能をITを駆使しながら打ち立てていくことでしょう。中小企業はこれまで商品を生産するノウハウのみを研ぎ澄ませてきておりますが、これからはそれを自ら効率的にお客様に対して届ける視点を持つ必要があります。大胆に事業構造を変えていくという意味では、第二創業と言って良いでしょう。


今日もありがとうござます!
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