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天賦の才能を活かす!

皆さん、おはようございます!
今後の展開について思いを巡らせている時に、一本の電話が鳴り響きました。おもむろに話し掛けてみれば、事業化支援を手伝って欲しいという知人からの連絡でした。DIY工房を営んでおり、新たに木をテーマにしたいくつかの商材を世に送り出したいそうです。



人それぞれ、生まれながらにして持って生まれた才能が備わっていると思います。それに早く気付き、日々の仕事の中で活かしながら大輪を咲かせることが、どれだけ暮らしを豊かなものにしていくことか考えてみたことがあるでしょうか。その様な天賦の才能をどの様にして探しあてるのか、それを考え続けることが人生と言えるのかもしれません。


好きこそものの上手なれではありませんが、人それぞれには他人と異なる個性があり、寝食の時間も忘れ取り組んで楽しいことが、結果としてその人の技量を磨きあげることにつながるものと思います。そもそも興味のないところに、天賦の才能が宿ることは無いと思いますし、人によって興味の対象が一つではなく、複数に跨ることもあり得るでしょう。


要は、天賦の才能を開花できるかどうかは、自らの興味の対象に目をつぶることなく、それを時間を掛けて磨き上げる努力をしてきたか否かにかかっていると思います。頭で考えるのではなく、自然と身体がウキウキする感覚を大切にしながら、日々の仕事を楽しむことが、結果的に天賦の才能を活かしていくことに近づいて行くことに通ずるのでしょう。


その意味で、いまの日本の社会の慣習は、ネームバリューのある条件の良い一流会社に永久就職するために、良い大学に進学し、良い大学に入学する為に良い高校へと。。場合によっては、子供を幼稚舎へ入学させるところまで遡ってレールに乗せるという様な現象も起きています。そこでは、子供が興味を持つ関心など度外視する弊害があると思います。


今までの教育は、日本の経済成長を支える標準的なホワイトカラーを量産する画一的な教育カリキュラムとなっており、そこには子供たち個々人の個性を活かすどころか、没個性な人材を育成する枠組みとなっています。折角、持って生まれた天賦の才能を見出し、大切に育んで行くどころか、その機会を摘んでしまう結果となっていることに憂慮します。


一方、過剰な教育レースを勝ち抜いて、晴れて一流企業に終身雇用されてから、そこでの仕事を通じて自らの個性を磨いていけるかというと、滅私奉公という表現は行き過ぎかもしれませんが、会社は自社にとって都合のよい人材を長い時間かけて育成していこうとするベクトルが働きますので、天賦の才能を見出すことも磨きをかけることも敵いません。


最近、入社3年目迄の新人離職率が年々高まっている様ですが、教育期間を経て晴れて社会人となった時に、現実の社会を目の当たりにして、没個性な社会に対して素朴な疑問を持つことによるものと思えます。これは今までの歪んだ社会の枠組みに対する、一種の無言の抵抗と言えるでしょう。私たちは、この現実を真摯に受け止めるべきだと思います。


翻って、自由気ままに教育期間や社会人生活を送ってきた自分自身を省みたとき、確かに時として異才を放つ結果を残すこともあったと思いますが、しかし、まだまだ個性の磨きが足りない様に感じます。もっと、何に対しても気の迷いが起こらない、精神力の強さが必要なのでしょう。真実一路、地道にコツコツと歩みを進めて行かなければと思います。


今日もありがとうございます!
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