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主観価値と客観価値の違い!

皆さん、おはようございます!
子どもは未だ社会化過程にあるので、客観性より主観性の方が優れていると思います。大人になり客観性が優位になっても主観性とのバランスを取るべきでしょう。中学時分に主観性より客観性を意識する余り、どことなく伸びやかさに欠けた生活を送っていたと思います。



主観的な価値と客観的な価値の大きな違いは、主観的な価値が個人の感情や経験に基づいて形成されるため、個人の主観的な好みや嗜好を反映しています。一方、客観的な価値は一般的に合意された基準や客観的な事実に基づいて評価されます。客観的な価値は、人々の主観的な意見に左右されず、科学的データや客観的基準に基づいて判断される特徴があります。


主観的な価値は個人の感情に関連しています。個人の主観的な好みや感情に基づいて形成されるため、例えば、好きな音楽や映画はその人の感情や情緒に響くものを好むことが多いです。一方、客観的な価値は感情に左右されず、より合理的な評価がなされます。客観的な価値は、感情によって影響を受けない客観的情報や基準に基づき評価される特徴があります。


主観的価値は個人の意味や目的に関連します。個々の人にとって何が重要であるかという意味や、それぞれの目標や目的に基づいて主観的価値が形成されることがあります。一方、客観的価値はより普遍的な意味や目的に関連しています。客観的価値は広範な視点から評価され、より普遍的な意味や目的に基づいて判断されます。暗黙知や形式知にも関連してます。


人々は様々な背景や経験、文化を持っているため、主観的価値も多様です。例えば、人々の好みや意見は個々の主観によって異なります。一方、客観的価値は客観的な情報や基準に基づくため、視点の多様性はより制限されます。客観的価値は科学的なデータや客観的な情報に基づいて評価されるため一定の制約があります。社会化とは客観性を優先する行動です。


主観的価値と客観的価値は判断や評価の基準として異なる特徴を持っています。主観的価値は個人の感情や意見に基づき柔軟な評価が行われ、文化や社会による影響を受けまが、客観的価値は普遍的な基準や事実に基づき評価され、感情や個別の視点によらずに客観的判断がなされます。日常生活で意思決定をする際には両方の価値基準を考慮することが必要です。


最近の社会の風潮を見てると、生活時間の大部分を客観的価値で運営される企業の中に居るため、行き過ぎた客観的価値に左右されてきたように見えます。その様な中でも情報社会の進展により個人が自由に社会に対して意思表示が出来るようになっているため、主観的価値を取り戻しつつあるように受け止めています。人間は客観的価値のみでは生きられません。


経済学の領域でも、行動経済学を提唱する学者がノーベル経済学賞を受賞しているように、
社会というものは客観的な価値で判断することを優先し過ぎていますが、その実は主観的価値で行動していることが往々にしてあるものです。だから、これまでの客観的価値(=合理的判断をする)を持つ人間を前提とする近代経済学は実社会の中では机上の空論なのです。


主観的価値が個人の感情や意味、目的に依拠してることから、これからも個人の人間探求を深めていきたいと考えてます。それとコーポレートファイナンスを融合させた新しい領域の道が拓けるかもしれません。社会というものは人間が主体的に環境と関りを持つものですので、もっと人間の可能性を信ずるべきです。もっとビジネスの中心に人間を置くべきです。


今日もありがとうございます!
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