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「半」個人事業主という働き方!

皆さん、おはようございます!
これからプロシューマー(=生産消費者)社会が本格的に到来すると思います。一昔前の様な労力を費やしものを生産するだけでなく、個人の経験知識を拠り所として生計をたてる人
々です。少子高齢化社会の到来により若者も高齢者もそうした働き方の選択肢が増えます。



会社との雇用形態も多様になっており、これまでの正規雇用ばかりでなく業務委託による雇用も増えてます。この業務委託という形態は、あくまで会社における業務のアウトソーシングであり、雇用と言って良いのかという問題はあります。でも、会社に雇用されることに拘らないなら、むしろ勤務日数や就業時間といった規則に捉われない自由な働き方でしょう。


従来であるなら、正規雇用でなければ会社の一員として格下的に見られがちでしたが、いまの社会における価値観でしたら、業務委託の立場を積極的に活用しようとする意識が高まっているのではないでしょうか。その背景には人口減少問題があり、会社も労働力の数合わせの必要から出来る限り正規雇用を確保しようとする意識が働くものではないかと思います。


一方、働く立場からすれば、充分に生計を立てていけるなら正規雇用でなくとも、むしろ業務委託で自分の持てる能力を最大限発揮する方が、一つの会社に捉われることなく多くの会社から高い報酬のオファーを貰えるものと思います。日本ではまだまだ、その様な自分の能力に応じて様々な会社や団体に所属することが一般化していませんが時間の問題でしょう。


海外に目を向けますと、本当に優秀な人財は一つの会社に帰属することはしません。自分なりに人生や仕事に対するテーマをもって自律的に働いているからでしょう。もちろん会社側から見れば正規雇用したいというインセンティブが働きますが、雇用は雇用者と被雇用者の力関係で決まってきますから、以前の様に会社のブランドだけでは人財を囲い込めません。


人口減少社会であれば尚更でしょう。会社より人財の方が優位な立場にあるからです。それは現役世代に限ったことでなく、50代後半以降のシニア世代にも同じことが言えます。一つの会社でしか働いた経験がないという方が、まだまだ大多数を占める世代かもしれません
。それでも30年余りも仕事を行っていれば一つ位他人より秀でた知見があると思います。


60歳の定年を迎えた時に65歳まで雇用延長することが一般的だと思います。その時にフルタイムで雇用延長するのではなく、同じ業務委託になるなら週2~3日の勤務にしてみたら如何でしょう。残りの2~3日を他の会社で自分の知見を生かしてみることも方法だと思います。70歳まで雇用することを前向きに捉えている会社は、まだまだ少ないでしょう。


その時に自分が蓄積してきた知見の棚卸しをして、自分の労働力としての価値に気付くことは不可欠です。この広い社会の中で、その様な付加価値のある知見を望む会社は必ず存在するものです。自分なりのテーマを持って知見をリスキリングしながら付加価値を高めることも方法です。私の経験から、少なくとも慢性的な人財不足に悩んでる中小企業もあります。


いまの社会の課題は、一部の耳障りの良い会社に勤めることに捉われすぎていることだと思います。社会の仕組み自体が、その様な会社に雇用されることを前提にしているからです。時代も大きく変わっています。長年働いてきた会社に距離を置くことに心理的な抵抗もあるでしょう。少しずつフェードアウトしながら希望に満ちた道を歩んで頂きたいと思います。


今日もありがとうございます!
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