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専門力と総合力!


皆さん、おはようございます!
少しスピチュアルに聞こえるかもしれませんが、人間の身体や精神といったものは自然界、更に自然界は宇宙に包摂されていますので、その包摂されたメカニズムに身を委ねながら育まれていることを感じることが必要だと思います。その様な考えを持つ人が増えています。



いつもタイトルを決めてからブログを書きだすのですが、時として書きながら新しい考えが湧きでて、書き終えてみるとタイトルと全く異なる内容になっていたという様な笑い話も往
々にしてあります。今日、与えたタイトルは、周囲から自分がどの様に見られているか、自分ではスペシャリストと思っていたのにジェネラリストと見られていることに起因します。


自分でもジェネラルな側面もあると感じてますが、それは一つ、いや二つかな。。の深いスペシャルな部分があって、それを軸にしながら会社再建や自ら起業した経験を通し、経営という非常に幅広い(=究極の何でも屋)判断や実務を身に付けてきたから、いつの間にかスーパージェネラルになったものと思います。その意味でバランス良いT字型なのでしょう。


現在をそんなスパージェネラルなスタンスで仕事に取り組んでいますと、まぁいつも毎度の様にスペシャルな知見を活かせる局面に出くわすことが余りありませんので、身体がなまって折角の専門性が錆ついてしまうのではないかと心配になることもあります。それ以前に、スペシャルな部分を周囲に見て貰う機会がないのでジェネラルと映ってしまうのでしょう。


先日、イデコ(=確定拠出年金の個人版)の説明会ということで某ファイナンシャルプランナー氏の話しを聞く機会がありました。自ら運用先を選択するための投資に関するベーシックな考え方を分かり易く説明しているのですが、私から見ると少し言葉を選んでしまいますが、要はファイナンシャルプランニングの仕事を得るための脅し澄ましの様に見受けます。


彼からしてみれば、債券や株式といった運用先に投資するに際し、相談を受けることが生業の訳ですから、なるべくならハイリスクハイリターン資産である株式の投資相談を受けたいのです。投資リスクを歪曲化?(=簡略化?)し、債券投資より株式投資の方がリターンが大きいという論理構成には、些かあいた口が塞がらずおいおいそれは惑わすことになるぞ。


そんなことを考えながら、自らの専門性をはたと思いだした訳ですが、理論株価を導き出すのはもちろん、ポートフォリオ理論を用いて投資信託の設計をすることも難しくないと思いつつ、やはり究極の専門性は企業の経済価値を算定することにあると再認識した次第です。
それは教科書通りに公式にあて嵌め算定するに留まらない、自由な描写が出来ることです。


その世界で職を得ているなら、もっとも自分の有効活用であったはずなどと考えながら、現在、中小企業の事業再構築に日夜、悪戦苦闘している現実とのギャップに苦笑しつつも、目指すべきは飽くまでも自分なりのオリジナルなコーポレートファイナンスの追求にあることを再確認したところです。企業の経済価値の究極の源泉はそこで働く者の創造力なのです。


それを引き出し、企業価値を最大限に引き出すために、埃の被った大学時代の心理学の教科書を紐解き読み返していることが第二の専門性なのかもしれません。事業に関わる働き手の様々な仕事の局面に関与しながら道筋を付けることが不可欠だと感じています。決して効率の良い仕事の仕方ではないかもしれません。自分なりの金字塔を掲げられれば良いのです。


今日もありがとうございます!
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