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私のまちづくり!

皆さん、おはようございます!
JR駅構内のコンビニエンスストア「NewDays」ですが、朝電車が到着する度に降り立つ群衆が改札を出ると次々に店内に吸い込まれていきます。他のコンビニエンスストアも羨む立地の良さに感心してしまいます。きっと第三勢力として進化していくことでしょう。



これまで「まちづくり」といいますと、都市部におけるディベロッパーによる再開発の様に新しい煌びやかな大型ビルに建て替えることをイメージされると思います。これからも群なる雑居ビルを取り纏めて有効活用していこうとする側面が残ると思いますが、これまでとの違いはディベロッパーが新たな建物のテナント育成やそのコミュニティに配慮する所です。


例えばスタートアップ企業をテナントとして誘致するだけではなく、アクセラレーションプログラムやコワーキングオフィスなどを用意して、相互補完性の高い他社とのマッチングを行う他、場合によりディベロッパー自らCVC(=コーポレートベンチャーキャピタル)を通じて出資まで行いながら、それらスタートアップ企業を育てようという機運があります。


また、大型ビルには大胆に大きなパブリックスペースを設けて、入居するテナント同士が疎遠な関係にならない様に、また建物の内側と外側に高くそびえ立つ垣根によって地域住民とのコミュニケーションが希薄にならないよう、定期的にマルシェを開催し運営するなどのコミュニティづくりに力を入れているのも最近のディベロッパーの動向として見逃せません。


これまでなら土地建物というハードウエアの開発や管理を主業としたディベロッパーも、それだけに留まらずまちづくりという観点からソフトウエアの開発や運営に軸足を移しつつあることが読み取れます。これまでなら不動産業界に括られていたディベロッパーも、もはやその様な狭い分類では語り切れず「まちづくり業界」とでも総称した方が良いくらいです。


まちづくりの本質は、やはり大手企業に集中し過ぎてる働き方を変えることが不可欠であり
、地域での仕事を増やしていくことにあると思います。NTTの様にリモートワークにより自宅などを職場とする企業が増えてくれば良いのですが、必ずしもNTTの様な企業ばかりではありません。一方で地域に根を下ろす中小個人事業者に頑張って貰う必要もあります。


また、これからの社会の潮流として、産業革命を契機に仕事が大手企業の職場に集約された職住分離の動きが、改めて徐々に職住接近していくと思います。それは、先のリモートワークの進展意外に副業を採り入れる企業が増えていくこと、そして雇用者と被雇用者という関係が少しずつ希薄化して行き、複数の企業から業務を請負う個人事業主が増えるからです。


私は、その様な社会をプロシューマー社会(=生産消費者社会)と呼んでいるのですが、情報技術の進展により一芸に秀でる個人だってWebを活用して集客をしたり、商品を販売できる時代です。特に中小個人事業者に与える影響は大きいでしょう。これから本格的な高齢化社会を迎えれば、シニアだって個人事業者として第二の人生を送ることも考えられます。


その様な時代に合致したまちづくりを行う必要があります。まちにビジネスが蘇ることにより地域に活力が戻ることでしょう。それらプロシューマー達のビジネスをバックアップする為に地域総合商社の様な役割も必要になると思います。私自身、まちビジネスのパートナーとしての役割を担って行ければと考えます。そして、まちを経営する視点が必要でしょう。


今日もありがとうございます!
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