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2021年を振り返って!

皆さん、おはようございます!
日々刻々と月日が流れ、2021年も最後の1日となりました。コロナウイルスも鳴りを潜めたせいか、その様なパンデミックに対する心構えが出来てきたせいか、最近ではすっかり日常が戻っている様ですが、実は既にニューノーマルに踏み入れているのかもしれません。



今年を振り返り、自分ごととして一番大きかったのはやはり多くの人との出会いに恵まれ、業容を拡大出来たことでしょうか。中小個人事業者の良きパートナーとして、持ち味であるファイナンス面から事業の現状を理解し、これからの事業展開を描き出すことに留まらず、経営を司っていく上で必要なインフラを提供すべく、拡充することが出来たことでしょう。


独りで始めた経営コンサルティングの様な事業も、パートナー4名の力を借りて経営面のBPO(=ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業へと発展してきています。行き着く先は、中小個人事業者と協業支援しながら自らも事業を営む会社へと移行させることです。
その意味では、中小個人事業者のためのプラットフォームになっていくことが理想形です。


新たな事業を開発したり、商品販売のインフラを提供したり、経営効率を高めるためのシステム(=DX)を整えながら、お客様とともに成長しながら社会をより良き方向へと導いていけたらと思います。普通なら、既にあるビジネスモデルをベンチマークし、目指すは地域商社の様なものという言い方をすべきですが、何事にも捉われない自由な発想で行きたい。


社会の慣習や枠組みに捉われずに新たなものを描き出すことは結構大変で、自問自答を繰り返しながらややもすると迷走してしまいがちですが、自分ならではの経験知(=暗黙知)から導き出される人生目標、志、存在意義(=それらを総称して「マイ・パーパス」といいます)が明確になっていれば、日々の行動を積み上げる中で自ずと答えが出てくるものです。


私の場合は、やはり現在の行き過ぎた経済合理性、産業構造といったものが、必ずしも生活者にとってベネフィットを享受していないことに素朴な疑問を持っていることが全ての発想の原点になります。それは、現在の社会というものが未だ戦後体制で供給者側の論理で成り立っていることに問題があり、これを生活者の視点で再編集することが必要だと思います。


大きいことは良いことだ的な規模の経済は、マクロ的な意味での富はもたらしますが、必ずしもミクロレベルでそれが行き渡っているかというと、そこまで木目細かい社会の枠組みになっていないのが正直な所でしょう。縦割りとなった産業や企業の狭間に漏れが生じています。そこを補っていくべく、現在の社会システムに横串を刺して行く必要性を感じてます。


だから、その狭間に位置する生活者、中小個人事業者のベネフィットを高めるべく、微視的な視点で地域に存在する課題を事業を通して解決して行きたいと考えています。これを既成の企業組織概念で為そうと思ってもトートロジーの世界に陥ってしまいます。それに捉われることのない柔軟なプラットフォームのような存在として地域の人々との協働が大切です。


その為には、慣習に捉われてしまっている個々人に目を向けることも必要でしょう。誰しも自分の人生をより良く幸福に生きたいと願っているものです。個々人が自分自身の素直な気持ちに従って、自立的に行動すれば意外に早く社会は変わるでしょう。日々のブログを通して、そんなことを考えてきた1年間であったと思います。皆様、良いお年をお迎え下さい!


本年もありがとうございました!
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