誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

謹賀新年_社会の潮流!

皆さん、明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します。年も改まり2022年を迎えています。「1年の計は元旦にあり」ではありませんが、新年を迎えますと今年がどの様な年になるのか気になるところです。今年こそは新たな気持ちでこんなことを遣ってみたいという様に思いが立つものです。



コーポレートファイナンスの世界で経験知を積んで来ましたが、35年余りもこの世界で実績を積んで参りますと守・破・離ではありませんが、心技体一体をなす自分なりの世界観で社会の為に描き出し応用していこうとする遠心力が働きだすものです。その意味では、まだまだ「破」の段階かもしれませんが、早く自分なりの型を定着させて行きたいと思います。


ブログのプロフィール紹介に「企業財務と心理の見地から」「心とコミュニティをテーマにビジネスの未来を考えます」と記載しており、6年前によくも大それたことを思いついたものだと受け止めますが、今その通りの道を歩んでいる自分を見つめると、それが私の心の奥底にある素の自分であることに改めて驚かされるとともに、まだまだ研鑽が必要でしょう。


私にとってのコーポレートファイナンス(=企業財務)は、目的ではなくあくまでも道具であり、その事業を読み解き描き出すという技術を使ってこれからのビジネスをより良くしていくかにあります。その為にはもう一つの軸として、ビジネスを司る人財について目を背ける訳にはいきません。ビジネス局面における人間を理解し英知を結集することが必要です。


余談ですが、経済学と心理学を統合した行動経済学という新たな学問がありますが、もしかすると企業財務と心理学を融合して行動財務?などという新しい領域が見出されても良いかもしれません。何ら因果関係のない二つの学問ですが、企業財務の最終目的がビジネスの経済価値を最大化することにあるなら、人的資本の価値を顕在化させることかもしれません。


何れにしましても普遍化された形式知をも活用して、個人としてなにを描き出そうとしているのかが問われることになると思います。それは、これからの社会ではクローズアップされる個々人の思いや力量によって経済が大きく変容していくものと捉えています。これからの時代においては、ビジネスの主役となる個人を支えるインフラが必要になることでしょう。


なぜそれを描き出そうとするのかも大切です。これまでの戦後長らく続いた企業主体の社会や経済体制(<産業革命以降続いた企業主体体制)については、誰しもそれがあたり前だと信じて疑うことすらなかったと思います。しかし、それはモノが不足する時代的な背景の必要から人間が生み出したものです。しかし、それも限界に達し終焉を迎えようとしてます。


行き過ぎた経済合理性や管理体制の下で、果たして人間は幸福を感じているのでしょうか。
また、企業も将来の先行き不透明な時代の中で、将来のあるべき姿を描き出せないのは当り前で、擬制法人であるはずの企業があたかも自ら生き物であるが如く自らのビジョンを描き出すことはできないでしょう。あくまでも人間が主体の企業になっていく必要があります。


働く人々が笑顔でいられる社会が大切だと思います。それがいまの社会に欠けているところではないでしょうか。誰しもがそれに気付き始めており、組織集団心理がそれを疎外してしまっています。しかし、それも限界に達しており、ティール組織、パーパス経営、副業や兼業の容認など、個人の思いや能力を重視する兆しが見え始めていることを注視すべきです。


本年も宜しくお願い致します!
https://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する