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WhatではなくWhy!

皆さん、おはようございます!
今年もあと1週間となります。仕事の切りも良く、少し早いかもしれませんが今日で仕事を納める予定です。あっという間の1年間、後半よりパートナーに加勢を頂いたものの、年末にかけて忙しさもピークに達してしまい、来年は少し遣り方を変えねばならないでしょう。



「みんなが笑顔で暮らせる元気なまち!」これが私の内面から湧き出る強烈な思いです。なぜ、その様な人間、性格形成が為されたのかは分かりませんが、幼少の頃よりどちらかといえば人懐っこい田舎育ちのような朴訥とした少年であったように思います。子供の頃、工事現場に入り浸ってはおじさん達に可愛がって貰ったり、ダンプに乗せて貰ったりしてます。


学校帰りに走っている消防車に乗せて貰ったと思えば、道路に埋設されている大きな下水管に入れて貰ったりと、好奇心旺盛で純朴さを丸出しにした様な少年期を過ごしています。なによりも現場で働くおじさん達と話しをするのが好きでした。田舎に残した家族の話しを聞かせて貰ったり、おじさんのお昼のお弁当を分けて貰って食べたのどかな記憶が残ります。


まるで高度経済成長下に残された大らかさを地で行く様な経験は、もしかすると同じ年代に少年期を過ごした方々にも奇異に映るものかもしれません。でも、その時の自分が一番自分に素直であった様に思います。そんな私も、小学校高学年、中学校へ行くようになりますと周囲が目指せ東京大学とばかりに、塾通いに勤しむ友人たちの姿にへきへきしていました。


公立の学校であったにも拘わらず、先生たちが近所にあった都立西高、東大への進学率を競い合うスパルタ式授業の意味が分からず、自分の気持ちが相当に抑圧された期間であったと思います。時代的背景からみれば、それまでの大らかな社会から管理型社会へと大きく移行する過渡期にあったのでしょう。そんな社会にも迎合せざるを得ず屈折した思春期でした。


そんな暗黒期間から再び解き放たれたのは、高校に進学してから親友に誘われて始めたサイクリングです。高原や離島を駆け巡るところから始めたのですが、大学時代には趣味が高じ寝袋と飯盒を片手に北は北海道から南は鹿児島までを自分の足で愛車を操りながら流浪の旅に出て、行く先々の地域の方々とお得意の愛嬌で懐に飛び込ませて頂いた経験をしてます。


根室の漁村では地元の漁師さん達と親しくなり、漁船に乗せて頂きカニ釣り漁に出たこともあります。夜は獲れたカニと一升瓶で宴が始まったのは楽しい思い出です。出雲市のとある町では、呑んだくれているお父さんと一緒になって呑んだくれている姿をスナップ写真に収めている一幕も。これら地域の人々と触れ合う楽しい数々の経験が、今の私の拠り所です。


その後、周囲に同調する様に就職戦線へと向かうことになるのですが、高らかな理想を持って挑んだ航空会社や旅行会社の入社試験は全滅し、地域経済に興味を持った信用金庫に拾われ社会人生活をスタートさせたという感じです。お客様と人間的なお付き合いとなり、夕飯をご馳走になることも。当時の信用金庫だから許された大らかさが性に合っている様です。


その後、ファイナンスを極めながら大手化学メーカーでM&Aを司るまで行き着いていますが、M&Aという手段を目的化してしまった為、それを達成した途端に自分を見失います。いま再びコミュニティビジネスを通して地域を元気にすることに取り組んでいます。何故それを遣るかは、行き過ぎた管理社会を是正したい事もありますが、それが楽しいからです。


今日もありがとうございます!
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