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私が描く社会!

皆さん、おはようございます!
「コミュニティ・ビジネス」という言葉の意味を知り、自分が目指すことを言い当てた的を得た言葉として腑に落ちました。人間は必ずしも概念化されていることに照らし合わせ行動しているだけでなく、暗黙の潜在的意識に従って描き出しながら行動することもあります。



一人でも多くの人に、自ら事業を営んで頂きたいというのが、これからの社会を良くする為の私の願です。それが生業でも、勤め人の副業や兼業でも、本格的な起業であっても良いと思います。事業を営むことほど自分の持って生まれた個性を見つめ直し、社会との関わりの中でそれを生かしていこうと考える過程を経ることがなく、大切なことだと思うからです。


日々の仕事の中で、中小個人事業(=まちビジネス)の経営者と向き合い、一緒になって事業をより良くしていくことを考えることが生業となっています。それは、未だ整備されていない経営管理体制を整えることであったり、事業方針を決めたりすることであったりしますが、一番大切なことは経営者がなぜその事業を営もうとしているかを明確にすることです。


それら経営者がどの様な経緯で経営を司ることになったかにもよりますが、その事業を営もうとする「志」を客観的に理解しているか否かによって、業績も大きく異なるものです。志とは、経営者自身が社会との関わりの中で、自分の経験や指向しているものといった個性を踏まえ、事業を通して何を描き出そうとしているのか、事業の存在意義に関わるものです。


これが大手企業の雇われ経営者になりますと、マネジメントだけしていれば一応は会社が廻っていきます。しかし、将来の姿が不透明な社会では、大手企業であっても本来は経営者自身が自らの思いがどこにあるかを明確にして、どの様な志で事業を営んで行くかその存在意義を打ち出さなければ、ビジョンや経営方針が定まりません。そこが大きな課題でしょう。


事業を営むからには、事業を営もうとする人の志、思い、存在意義という意識が顕在化されていることが必要なのですが、それは生まれながらの性格や現在に至るまでの経験を経て培われてきた暗黙の潜在意識の中に閉じ込められていて、なかなか簡単には自分で整理して理解できるものではありません。忙しさに感けて曖昧のまま時が過ぎ去るのが現実でしょう。


それには、意識的に潜在意識にあるものを描き出そうとすることが必要であり、自分一人で自問自答を繰り返しても答えの得られるものではありません。他者との対話を通してそれに気付き、様々な指摘を受けながら、徐々に理解を深めていくものかもしれません。しかし、事業を営んでいますと、その答えのないプロセスに自然と向き合わざるを得なくなります。


事業の大きい、小さいに拘わらず、またこれから事業を営もうとする方々にとって、避けては通れない精神活動です。事業を成功に導くといった目先のことではなく、これからの社会をどの様にしていくべきかを問い直し続けることになります。その志が大きければ大きいほど社会に与えるインパクトも大きく、事業の質も高く大きなものになっていくと思います。


誰しも人生という一大事業の主役だと思います。それがどの様な形態をとるにしろ、自分自身に真摯に向き合い、自由な志をもって自律的に行動することによって、自らも磨かれながら社会を大きく変えていくことになるでしょう。会社という枠組みの中からの発想ではなく自ら描き出した志の向かうべき方向が、会社と一致しているというのが理想だと思います。


今日もありがとうございます!
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