誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

まちビジネス!

皆さん、おはようございます!
昨日は久しぶりにカフェ巡りを楽しんできました。あまり足を踏み入れたことのない三鷹駅北口と初めて訪れる経堂です。カフェごはんを楽しんだ後、スイーツにワインを舌包み癒されてきました。今朝は思い切り寝坊したこともあり、充分に睡眠をとることができました。



最近は風通しのいいフラットな組織が若者に人気です。一般的に女性は男性よりもヒエラルキー概念が少ないとされており、新たな時代のリーダーとして力を発揮するのに相応しいのではないでしょうか。女性ならではの感性で社会の動きを察知し、これまでのビジネスのあり方に捉われずに、自分目線のしなやかな捉え方が時代にマッチしている様に感じます。


これからのビジネスは、大量生産供給時代の経済が右肩上がりに上がっていくことを前提にする、ロジカルに規模の経済を追求するあり方だけでは存続が難しくなると思います。消費者も物理的モノを買い求める消費から、そのモノに意味性を見出す感性消費へと移行していますので、そこでも女性の持つ地に足の着いた感性が活かされる社会へと変わるでしょう。


その意味では経営の場面でも、先行き不透明な社会の中でビジョンを描いて行くためには、ロジカルに考えるだけでは答えを見出すことはできず、感性で社会の動きを捉えていくことが不可欠だと思います。自らが蓄積してきた経験知を充分に活用して、自分の感性でなにをするのか、なぜそれをするのかを頭で考えず、感性で捉え描き出すことが必要な時代です。


その様に考ると、会社の規模を悪戯に大きくしながら競合と凌ぎを削っていく型の現在のビジネスのあり方は男性的であり、違和感を感じざるを得ません。ビジネスは大きいほど良いというのは幻想であり、スモールビジネスであっても大きなビジネスでは採算がとれずに参入して来れないニッチでブルーオーシャンのマーケットが存在することに留意が必要です。


これからのビジネスというものは、小さく生み落し、少しずつ足腰を鍛えながら成長させて行くものだと思います。単に拡大を目指すのではなく、スモールビジネスというものは、そのビジネスが存在する地域(=まち)と共に育まれていくことも忘れてはいけないと思います。まちに根を下ろし、そこに住まう生活者と共生しながら少しずつ磨きを掛ければ良い。


現代の確立された大手企業をはじめとするビジネスは、生産効率を追求してきた為に業界や業種といった毎に括られていますが、地域との関係が希薄となり乖離してしまっていることが気が掛りです。それは、これまでの時代の要請が大量にモノを供給することにあったことからその様な形態を採るに至った訳であり、これからもそれが求められるとは思いません。


縦割りの産業構造に留まらない、もっとしなやかな生活に密着した横割りの新しいビジネスのあり方があっても良いでしょう。スモールビジネスは点と点を結び線にし、線と線を結び面にしていくビジネスです。一見すると様々な業種、業態を営んでいるように見えても、根っこの部分では関係性をもった脈絡のあるビジネスの在り方がまちビジネスだと思います。


その根底にあるのは、まちの生活者のウォンツを捉える総合生活産業であり、その地域の需要を把握していることにあります。その強みを活かし様々なビジネス(=コンテンツ)を運営して行った先に、まちのマネジメントに繋がって来るとことでしょう。まちの運営を行政に任せきりにせず、付加価値の高いサービスを民間企業として担ったら面白いと思います。


今日もありがとうございます!
http://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する