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会社と社会!

皆さん、おはようございます!
人間が様々な思いを抱き、それを表現して行くことにより少しずつ社会が変わり行くものだと思います。言葉に出来ない内面の熱いエネルギーを如何にして表現して行くかこそ個性であり、言語であったり、絵画で会ったり、木工品であったり、数字であったりする訳です。



会社と社会。語源が同じと伝えられる2つの言葉があります。いずれも中国語の「社」が使われており「同じ志で物事を行う」集団を意味しています。いま、この2つの言葉が再び重なり合うときを迎えているように感じます。シャカイのためにカイシャは何をするのか。会社の規模の大小に拘わらず、ぶれない「志」こそが社会発展に向けた礎となるのでしょう。


よく経営理念やビジョンを明確に打ち出している会社があります。社員の意識を一つの方向に向けるため、また経営者が経営判断に迷った時の拠り所として捉えられていますが、最近では少しばかり形骸化しているのではないでしょうか。私のサラリーマン時代の経験からも売上や利益を追求することばかりに奔走しており、何のためにそれをするのか不透明です。


人間というものは考える葦ではありませんが、すべての行為に理由が伴い腹落ちしていないと、納得できていない行動には迫力がでないものだと思います。自分の意思の趣くまま物事に傾注している姿は、傍から見ていても清々しさを感じます。いまの社会は、行き過ぎた資本の論理が優先される為に、この何のためにそれを為すのかということが抜け落ちてます。


目的意識を持って経済行為をした結果として、あとから売上や利益がついてくるものですが結果であるはずのそれを目的としている為に、何のためにそれを遣っているのかが分からなくなっているのが、現代社会の課題だと思います。その様な社会に健全な精神が宿るはずがなく、会社等では不正行為があたり前のように繰り広げられるという結果にも繋がります。


いま一度、私たちの社会や会社をどの様にしていくべきか志を、言い方を変えれば存在意義を個々人のレベルから見直して行く必要があるように思います。マネーという資本の論理は無くなりませんが、それ以前の問題として如何に生くべきかを問い続け、描き出して行くことが不可欠です。真剣に生きればいきるほど、その解答のない大きなテーマに直面します。


仕事がら中小・個人事業の経営者の方とお会いする機会が多いのですが、その経営者の生き様(=魂)が会社や事業に色濃く映し出されることになります。社会とどの様な関わりを持って自分の個性を活かして行くかが明確な会社ほど、事業に活力が生まれて来るものです。
それが出来ていないと、事業にどこか陰りが出て、業績にも低迷を来してしまうものです。


同じ立場の経営者にも拘わらず、その違いはどこから生まれてくるのでしょうか。それは社会という大きな海原の中で、自分をさらけ出して全身で自己表現しようとしているのか否かではないかと思います。その様な心境に立ちますと当然に自分が何者であるかが問われます。問われるから、一生懸命にもがき苦しみながら、自分の存在価値を見出そうとします。


こればかりはテキストから学ぼうとしても出来ることではありません。社会との関わりの中で、身体から迸るエネルギーで自問自答を繰り返しながら、自分の思いを描き出して行く創作活動なのでしょう。社会や会社に寄り添い過ぎず、自分の足でしっかりと地面を踏み締めることが必要です。自分の夢を描きつつ行動していれば、自然とそこに引き寄せられます。


今日もありがとうございます!
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