誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

情報化社会の価値観!

皆さん、おはようございます!
テレビを観ない生活を始めて1年以上が経ちます。もちろん必要な時事情報などは新聞やWebから入手しています。テレビを映してしまいますと、どうでもよいバラエティやスキャンダラスな報道番組を見入ってしまい、いつの間にか脳裏に焼きつくのが嫌だからです。



生活していく上で大切なことは、どの時代においても安心で安全であることだと思います。
そのことは米心理学者マズローの5段階欲求説を持ち出すまでもなく、生身の人間が生きていく為に必要な、生まれながらにして備わった心理ではないかと思います。社会がどの様に移り変わっていくのかは、結局のところ私たちの心理や欲求を見ていれば分かるでしょう。


どんなに技術が進歩しても変わらない人間の基本的な欲求があるのと同時に、その基本的な欲求を満たすための選択肢が新しく増えることによって、従来の選択肢が陳腐化してしまい新しい選択肢に置き換えられてしまうこともあるでしょう。過去を振り返れば蒸気機関の発明が引き起こした産業革命が社会の枠組みを根底から覆すイノベーションに繋がってます。


現代社会も情報技術によって、これまでの慣習や常識が大きく変容するイノベーションの最中にあるのですが、日々の暮らしの中でそれを感じることも少なく、きっと5、10年経って振り返ったときにそれを実感することになるのでしょう。人間の安心安全という基本的欲求を満たしながら、より多くの新しい選択肢を提供してくれるのが情報社会だと思います。


人間というものは日々の生活の中で、様々な第三者との関係を築いていく存在だと思います。それが社会であり、社会の一員として良好な関係を保ちながら自分の欲求を満たすべく様々なモノやコトといった選択肢を取捨選択している訳です。情報社会になればSNSを活用し、益々、多くの情報を手軽に入手することでネットワークの領域も広がって行きます。


その時に押さえておくべき人間の基本的な欲求として、モノでもコトでも人間関係でもそれを「信頼」出来るかどうかが、安心安全を守る上で昔もこれからも大切なキーワードであることが変わらないものと受け止めています。これまでの大量生産大量消費の時代でしたら、今日の様に情報技術が発展していませんでしたので規模が信頼に繋がっていたと思います。


互いに顔の見えない生産者と消費者が、なにを拠り所として信頼しモノを売買していたのでしょう。それは今では過去の媒体となりつつある、テレビコマーシャルなどで企業イメージや商品性を訴求することにより醸成してきたものであったと思います。このことは、SNSなどを通じて関係性を構築する場合でも相手の「信頼」が大切であることは変わりません。


ただし、この時に見落としてはいけないのが、SNSという情報技術に裏付けられた方法に従いますと、相手方の規模の大きさに関係なく相手の顔を見ることが出来ることに留意が必要だと思います。個人であっても誰しもが情報を発信し、それを受け取ることが出来る時代においては、その関係を深めながら信頼関係を築き上げていくことが大切になるでしょう。


そのことを裏返せば、相手方の規模の大小に拘らず信頼関係を築いていくことが可能な社会となりますので、必ずしもスケールメリットがこれからの社会における絶対条件ではなくなるということです。寧ろ、消費者のニーズはより個性化へと向かいますので、規模の経済を前提とした枠組みは足枷にこそなれ、これからも競争優位な存在だとは言えないでしょう。


今日もありがとうございます!
http://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する