皆さん、おはようございます！
都会で生活していますと、時として大自然に抱かれ自分に向き合いたくなります。自然には誰にも公平に穏やかな顔と厳しい顔があり、私たちはそれと調和しながら暮らしている存在です。時として自然に畏怖の念を感じながら生き続けていることを忘れてはなりません。

いまの時代は、高度に機能が専門分化した管理社会だと感じます。人間が創り出した人工物に取り囲まれて、なに不自由なく便利に生活できる環境が整っているのが当たり前であると思い過ぎているのかもしれません。それが人間社会の文明の結果といえるのかもしれませんが、その歯車の一つに狂いが生じたときに社会全体が機能しなくなる恐怖も知っています。

また、私たちの活動を大局的に俯瞰したとき、人々が蟻の行進の如く同じような行動パターンを採っていることに違和感を感じざるを得ません。朝を迎えると大挙して通勤電車に揺られて都心部にある会社に行き、高層オフィスビルの中で一日を仕事に費やしている姿はどこか面白くもあり、その中で繰り広げられる人間模様は目的を見失った人々の寄せ集めです。

そんな社会の枠組みに、人々は疲れ嫌気がさしているにも拘わらず、なすすべなく日々の暮らしを繰り返しているという感じでしょう。日本人の勤勉さがそうさせている面も否めませんが、そろそろ限界ではないでしょうか。将来の道筋が描けないでいる企業も、いつもでもいまの状況を続けるわけにはいかないほど、至るところに軋み音が聞こえ始めてる様です。

いまの閉塞した状況が、日本経済の実情だと思います。将来に対する不安ばかりが募り、明日に対する活力を感じられなくなってしまっています。いまの状況を打開していく為には、
私たち個々人が少しだけいまの社会が私たちが目指す方向とズレていないかを俯瞰して、自分達が理想とする将来の目標に近づくべく、行動を起こしていくことが必要なのでしょう。

そうなんです、いまの社会に安住し過ぎることなく、自らの夢を思い描き行動することが、社会を変えていくことに繋がるものと思います。多くのサラリーマン諸氏は、自分が思い描いた夢を実現すべく、自分で事業を始めたいと思っていることでしょう。しかし、突然そんなことを始めたら、明日からの生活に必要な糧をどの様に得れば良いかに躊躇しています。

突然、いま勤める会社を辞めてしまっては路頭に迷うだけです。そんな方にお勧めするのがまずは自分の関心ある講習会やセミナーへの参加を通じて、自己理解を深めながら人脈を作ってみては如何でしょう。そこには、自分と同じ思いを持つ人々がいます。そういう方々とのコミュニティを通じて、自ら成し遂げたい社会の課題を解決してみては如何でしょう。

ユニコーンを目指すスタートアップ企業の創業を目指すならいざ知らず、各々が感じている身の回りの課題を事業を通して解決しようと考えるなら、その多くは地域社会に根付いた事業に帰結するでしょう。必要なのはそれに着手する為の自己理解と方法論だと思います。自己理解さえ深まっていれば、会社で充分にスキルを得てますので身体が動き出すでしょう。

地域ちいきにその様な事業を営む人々が増えれば、確実に社会は大きく変わり行くものと思います。現役サラリーマン、サラリーマンＯＢに拘わらず、個々人が思いおもいに目的意識を持ってプチ起業から少しずつ本格的な事業へと変化させていけば良いでしょう。必要なことは、自分がどの様な課題意識を持って、何を成し遂げようとするのかということです。

今日もありがとうございます！
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