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ライフキャリア!

皆さん、おはようございます!
人生100年時代、あと何年仕事ができるかは分かりませんが、60歳までに事業基盤を築き上げ、残りの20年間?はそれをベースに人脈を広げつつ、緩やかに事業を拡大して行きたいものです。今まで身に付けてきた専門性や独自性を褪せさせることなく活かしながら。



充実したライフキャリアを築いていくためには、専門性や独自ノウハウといったスキル、広い人脈、自分の関心の目がどこにあるかという自己理解の三拍子が揃っていないといけないと思います。社会に出て30歳前半まではスキルに気付きそれを磨いていく時期、40歳前半までは人脈を広げる時期、そこまで到達しますとようやく自己理解が進むものでしょう。


私のスキルのコアにあるものは、やはり事業に対する目利き力だと思います。大学を出て3年間金融機関に勤めていましたが、この時に金融業務に身を置きファイナンスを五感で捉えたこと、そして融資審査業務に関心を持ったことが、その後のスキルを充実させていくベクトルを結果的に定めた時期であったものと思います。振り返れば最初の一歩は大切ですね。


その後のディベロッパーにおける数々の事業開発、会社再建業務に携わった経験からは、事業というものを構造として理解し、法律や会計の力を借りて体系的に捉えることが出来たと思います。ここまでが30歳前半までに身に付けてきたことです。それ以降は、自分で人脈を広げながら実際にM&Aを行いながら企業価値(=株価)を高めることに傾注してます。


いま振り返りますと、この頃迄は自分の専門性や独自ノウハウを高めていくことばかりが目的となっていましたが、本来それはライフキャリアの方法論であり目的ではないことを感じています。そのスキルを活用して、何を成し遂げるかという人生の目的地を明確にしていくことが必要ですが、それに気付いたのは私の場合、自分で事業を行う様になってからです。


自己理解とは、社会との関わりの中から自問自答を繰り返しながら探っていくものだと思います。現代社会の一番弱い点ではないでしょうか。会社勤めをしていれば、日々の忙しさに感けて考えずに済むからです。学生時代に大志を抱き会社に勤める訳ですが、会社に入社した途端に、自分の人生の目的が会社の事業目的を達成することに置き換わってしまいます。


私も、学生時代には地域づくりという志を持って、地域金融機関、ディベッロパーに勤めますが、サラリーマン生活の中でスキルを高めることばかりに目を奪われてしまったと思います。50歳にして改めて地域づくりというビジョンが見えてきたところです。地域の中小個人事業の再構築を通して、そこで生活する人々が精神的に豊かな地域を描き出すことです。


その自己理解に行き着く迄に手掛けた事業は、どちらかというと魂が宿っておらず、失敗経験すらあります。しかし、その失敗をも活かして現在があると考えれば、納得せざるを得ません。寧ろ、多くの失敗をすることを通して、生きた事業を知ることが出来るのかもしれません。サラリーマン諸氏にも、副業制度を利用して様々な経験をして頂ければと思います。


会社にも理念(=自己理解)、ビジョンがあるように、個人もしっかりとライフキャリアを持つ必要があります。多くの方は、スキルと人脈は既に確立されていますので、自己理解を深掘りして頂ければ良いと思います。中小個人事業は会社の理念と経営者の自己理解が一致するものです。これから事業を起す方々の自己理解を深める一助にもなれればと思います。


今日もありがとうございます!
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