誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

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より良い暮らしを創造しよう!

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これからの展望!

皆さん、おはようございます!
いまマイウエイのBGMを聴きながらブログを書き始めています。この曲に初めて出会ったのが小学校高学年の頃だったと思います。確か年末年始に深夜テレビ映画を父親と一緒に観た思い出があります。この曲が忘れられず、レコードまで買い求めた記憶が蘇ってきます。



現代社会は過渡期にあり、これから大きく動いていくものと思います。その時に着目すべき点は、人生の大部分を占めている仕事のあり方がどの様に動いていくかだと考えています。
私の願いも込めたあるべき社会の姿は、会社という枠組みに捉われず自由かつ自律的に仕事に取り組める、自ら夢を描き実現していく過程に精神的な豊かさを享受できるのでしょう。


その様な社会が実現するまでに、どの位の時間を要するのか定かではありませんが、少しずつそれが現われて来るものと思います。もう既にその兆候が出始めているものと感じます。
それも首都圏ではなく、地方都市の方がそれが如実に現れているのではないでしょうか。それは地方都市の方がコンパクトで纏まっており、人の結びつきが強いからだと考えてます。


いつも思うことに、現代社会というものは偶々モノが不足する時代を経て規模の経済を追求する体制が蔓延っていますが、元を正せば明治維新までの家内制手工業社会ではありませんが職場と暮らしが接近していました。それが、大量生産する目的で大規模な工場を建てる必要から、居住街区と工業地帯という都市計画によって生活が分断される様になっています。


それまで地域内にヒト、モノ、カネが循環していた社会が不均衡となったことが、私たちに生活をする上での息苦しさを感じさせているのではないでしょうか。それは疑心暗鬼になってしまい安心して人づきあいが出来なくなっていることが現代社会の病理だと受け止めています。だから晩婚化が進んでいるのであり、それが少子化を助長しているものと思います。


それも、これも現在の経済の枠組みが原因だと思わざるを得ません。確かに会社に趣き協業することにより飛躍的に生産性が高まったかもしれませんが、そこでのコミュニティは人々に閉塞感すらもたらしてしまっており、もっと身の丈に合った安心できるコミュニティに属している必要があるでしょう。かねては地域コミュニティが人々を繫ぎ止めていた筈です。


人間というものは所詮は独りでは生きていけないものです。昔の様な地域コミュニティにまで戻ることはないかもしれませんが、張り詰めた心を癒す緩やかな人間関係を育む社会に移行する時だと思います。その一つの大事な鍵が会社だと考えています。確かに高度経済成長時代を背景に同じ釜の飯を食う仲間が集っていたかもしれませんが、時代は変わってます。


その雪解けとなるのが、やはり情報社会の到来ではないかと思います。それは3Dプリンタの出現ではありませんが、必ずしも規模の経済がこれからの唯一無二のビジネスモデルであるとは考えられないからです。もはや自前主義は過去のものとなり、ビジネスは既存のビジネスとビジネスが連携し合う中から新しいチャンスが見いだされる時代へと変容してます。


その様な変化の兆候を受けて、いかに生きて行くべきかを考えることが大切なんだと思います。なんと表現をして良いのか分かりませんが、もっと個々人が自由に伸び伸びと夢を語りそれを実現していこうとするプロセスこそ、社会を確実に変化させる機動力になると思います。その様な来るべき社会を見据え、手を携えながら励まし合う寛大な心が大切でしょう。


今日もありがとうござます!
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情報社会のビジネスモデル!

皆さん、おはようございます!
昨日は、人間の機微に触れることができたそんな一日であったと思います。はじめてお会いする方にも安心感を持って頂けるようで、そんな天分を大切にして行きたいと思います。出来る限りその人の立場に立って、共感しながら話しを聴くということが大事だと思います。



ビジネスモデルは定石化されておらず、様々な類型で括られることがあります。産業区分における資源産業である1次産業、製造業である2次産業、サービス業である3次産業、情報産業である4次産業などという括り方も、ある意味ではビジネスモデルの括り方といって良いでしょう。これからの知識社会におけいてそれらを俯瞰すると面白いことに気付きます。


確かにビジネスとして何をインプットし、アウトプットするかという切り口で分類すると、産業区分の様なことになるのですが、見方を変えてみますと何れも各々の産業に適した「知識」に拠って立っている訳です。1次産業なら資源を採る知識ノウハウ、2次産業なら物を作る知識ノウハウ、3次産業や4次産業ならサービスやITの知識ノウハウに依拠します。


ビジネスの基本は、肉体労働としてどの様な役務を提供するか、それともテクノクラートではありませんが、力仕事ではなく知識を提供するという区分も出来るのですが、肉体労働であっても肉体に宿ったノウハウ(=暗黙知)に依拠していると捉えれば、全ては提供する知識ノウハウということが出来ると思います。この知識ノウハウも以下の様に区分出来ます。


一つ目は、自らが持つ知識ノウハウをそのままそれを求めている人に提供することであり、謂わばコンサンルティングやアドバイザリーということになります。二つ目は、他者が持つ知識ノウハウと融合させてビジネスをプロデュースすることです。三つ目は、他者が持つ知識ノウハウを仲介すること。四つ目は、他者が持つ知識ノウハウを代行して販売すること。


五つ目は、様々な知識ノウハウを取り揃えワンストップであらゆるお客様のニーズに応えること。六つ目は、他者が持つ知識ノウハウに手を加えて価値転換し新しい知識ノウハウとして提供すること。そして最後は、社会に溢れる知識ノウハウを整理し意味を持たせて提供することでしょう。これらは全て知識ノウハウを提供する方法の側から整理しているのです。


例えば、私が持つ知識ノウハウは、ビジネスの原点をそれを営む人間が持つ思いや志といった暗黙知としての知識ノウハウにまで遡り整理して可視化し、それをビジネスの理念やビジョンとして掲げ、具体的なビジネスプランに落し込み、実際にビジネスとして実行して行く伴走支援型の情報ビジネスです。その過程では多分にメンタルな部分にまで掘り下げます。


私の知識ノウハウで対応しきれない場合もありますので、他の専門的知識ノウハウを持つ方とのプラットフォームを組成しています。その意味では、先の知識ノウハウの類型の全てを網羅しているのかもしれません。それでも、一番得意と感じているのは六つ目の既に存在する知識ノウハウを価値転換して、新しい知識ノウハウとして蘇生することかもしれません。


いま考えているのは、金融機関というビジネスは本来は私が持つ知識ノウハウと同じような目利き力を持って資金を融資することにありますが、そのコアであるはずの知識ノウハウが減退してしまっています。であるなら、金融ビジネスのそこを補完し新しい金融ビジンスを提供することも可能です。それは不動産ビジネスや商社ビジネスにおいても同じでしょう。


今日もありがとうございます!
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経営判断の岐路!

皆さん、おはようございます!
大学時代に自転車で北海道を駆け巡った記憶が、少なからずその後の人生に影響を及ぼしているようです。大自然を相手に決して平坦でないどこまでも続く道を、一歩づつ脚でペダルを踏み込みながら前に進んでいく地道な行動は、自分も自然の一部であると感じさせます。



とある中小企業の事業再構築を手掛けていますが、売上減少に歯止めが掛らず資金繰りに屈してます。もともと先代から引き継いだ事業ですが、現経営者が事業を引き継いだ時点で大きな債務超過に陥っており、それに見合う借入金の返済がそうでなくとも薄氷を踏むようなキャッシュフローにボディブローの様に重くのしかかって来ているのが正直なところです。


大手メーカー営業出身の現社長は、約10年間現在の事業を切り盛りしてきてますが、ご本人も営業の仕事を行っている時が一番楽しいというくらい、営業に傾注してきているのですが、売上高の多寡ばかりを追い求めてしまうので、売上から変動原価を差し引いた限界利益が黒字ならまだ良いのですが、固定原価を差し引いた売上総利益は赤字の状態が続きます。


財務数字という羅針盤を見ないで、独自の固定経費を充足させるのに必要な限界利益を享受する為なら限界利益率や限界利益の多寡に拘わらず、どの様な仕事でも取ってしまう考え方では、忙しさばかりが強調される割りに結果が伴わないというジレンマに陥ってしまいます
。2年間それを言い続けて来ましたが、それを受け入れて貰えなかったのは何故でしょう。


それは、この経営者が楽しい営業は行ってきましたが経営を行っていなかったことに尽きます。場当たり的に新規開拓を行っているので、そもそもなぜ経営者個人として何を目的として仕事を通して実現したいことがあるのかを理解できていないことにあります。自分が事業を通して実現したい漠然としたことが可視化されておらず、それが事業に反映されてない。


中小企業ほど経営者自らの出来ること遣りたいことを通して社会に対して実現したい志や意志が、会社や事業の存在意義と表裏一体に密着した関係であることは意外に知られていません。昨年一年間かけてメンタリングを行い、ようやくご自身の思いに気が付かれたその経営者は、ここに来て急に事業ビジョンや事業方針、営業施策がを描けるようになっています。


しかし折角、自律的にこれからの事業展開を描けるようになっても、事業というものは取り巻く利害関係者との関わりの中でポジションが決まって来るものですので、一朝一夕に主舵を切ることが出来る訳ではありません。時間を掛けてタイミングが巡って来ることを待ちながら、その時に向けて準備をしておく為には、揺るぎない熱量ある自らの意志が必要です。


事業を取り巻く環境を見定めながら、自らの意志に裏付けられた目標に近づく最短距離を目指せばよいのです。その様に考えると、どの様に難しい経営判断も自ずと答えが出て来るものです。必要なことは経営者個人としての自分を持つことの大切さなのです。また、どの様に大変な事業環境においても、自らの夢を実現するために前向きに捉えることが出来ます。


経営に関わる財務に携わってますと、資金調達、マネジメント、対外リレーションや事業再構築などの方法論だけでは限界に突き当たることがあります。自らその事業を経営している訳でもありません。その様な時、やはり中小経営者を支え援助する立場として、経営者に寄り添いその人間的な部分に大きく関わりながら方向性を定めることの大切さを痛感します。


今日もありがとうございます!
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