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ビジネス支援プラザ!

皆さん、おはようございます!
中小企業には中小企業としての摂理があるものかもしれません。その摂理を飛び越えてビジネスを展開しようにも、後々、無理がたたり思いもしないアクシデントが待ち構えているなんていうことも起き得ます。肉体と精神の成長が一致しないと成長痛を起こすのでしょう。



国立のコワーキングスペース内にビジネス支援プラザを設けて1年以上が経ちます。現在はコワーキングスペースの会員向けサービスの様な位置づけになっています。もっと外に告知して行けば、それを必要としてる中小事業者の方々にも利用して頂けると思いますし、コワーキングスペースとの相乗効果により地域コミュニティのハブとなることも可能でしょう。


そもそも、このビジネス支援プラザの設立目的は、中小事業者というものは孤軍奮闘しており相談相手がないことから、気軽に立ち寄り自らのビジネスを成長発展させて行くための伴走支援が出来ればと考えたことに始まります。経営相談を入り口として、実際に中小事業の課題であるマーケティング、マネジメント、システム化の期待に応えようとするものです。


これまで中小事業者の伴走支援を行ってきた経験から得た課題認識として、経営者というものは意外にも自分がビジネスを通して何をしたいかが分かっていないということです。言い方を変えれば、ご自身のキャリアデザインが不明瞭ということになります。ビジネスを営む中小事業者にその様なものが必要かという声も聞こえてきそうですが、答えはYesです。


ビジネスを営むにしても、そのビジネスを通じ人生の中で何を実現したいのか、自分自身のありたい姿が不明確ではビジネスの方向性が定まらず、結局は忙しさに感けながら現状を維持することに終始してしまうものだからです。だから中小事業者には明確な意志を持つことの大切さに気付いて貰うことを心掛けており、それに必要な伴走支援することにしてます。


これまでの経済が右肩上がりに成長する時代でしたら、売上を高めることに傾注していれば事業を成長維持させることも可能だったのですが、VUCA(=目まぐるしく変化する将来の予測が困難)の時代では中小事業者が自らの価値観に照らし合わせて将来のありたい姿を描き出して行かなければ、事業を路頭に迷わすばかりか生きる張り合いが持てないのです。


事業者の意志が明確になって初めてビジョンやビジネスプランに落とし込むことが可能になるのであって、それらに従って具体的に実行していくことが出来るのです。その様な伴走支援がビジネス支援プラザの持ち味であり、少しでも多くの中小事業者の方々に将来を楽しみながらビジネス展開して頂くことが、結果的に地域の魅力を高めることになると考えます。


そんな将来に対して希望を持つ中小事業者が集うコミュニティを創ることが私の目標でもあります。様々なビジネスを営む中小事業者がワイガヤ寄り添うことにより、新たなアイディアを醸成させながら、やがて連携関係を生み出し具体的なビジネスへと繋ながっていく、自然発生的な持続可能な循環経済のエコシステムを地域に育むことが必要だと思うからです。


現代社会を見ていますと、経済の中心が大手企業の営みに集中し過ぎており、ヒト・モノ・カネがそれら大手企業に吸い上げられてしまう弊害があると思います。だから地域ごとの経済格差が生じてしまうのです。だからこそ均整の取れた活力ある地域経済圏を全国に育てて行く必要があると考えます。それが、これからのディベロッパーの役割でもあるでしょう。


今日もありがとうございます!
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