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思いを表現する!

皆さん、おはようございます!
先日、逗子にありますとある自然素材の住宅を建てる工務店が開催する「木のおもちゃ」イベントへ行ってきました。主催者である設計士さんは住宅の設計をする傍ら、子供たちへの「木育」の大切さを広める思いを持っての活動であり、妙に納得させられました。



思い返すと40才代半ばでサラリーマンを止め、その後、自分で事業を行う道へと踏み出して10年が経とうとしています。当時は企業に仕える息苦しさから、自分の能力を生かして存分に仕事をしたいという思いがどこかにあったように思います。自らが培ってきた広い意味での財務ノウハウを経営という立場に置き換えて仕事に邁進することです。


経営という立場を司りますと、持てるノウハウを如何に社会で最大限に活かして行くかという考えの大切さを知り、いまでもその様なことを考えながら日々を送っていると言えます。社会の課題を事業を通して解決していくというのは簡単ですが、時代の変革期における課題は様々であり、表層的な問題ばかり追いかけていても疲弊するばかりです。


今という社会は、行き過ぎた貨幣経済、資本主義社会の中で、特に日本は長らく続いた護送船団方式による社会の枠組みが今も色濃く残っており、未だ企業が中心となった価値観により運営されていると言えます。全てが企業の業績優先主義となっており、効率性や標準化といった個性豊かな人間にとって必ずしも耐え難いものとなっている様に思えます。


経済指標であるGDPやそれを支える企業業績といったものが、一国の経済力を示しているように捉えられていますが、それすら国民の営みの一つの表層的な指標にしか過ぎません。人々の営みは、むしろそれら経済指標では表されることのない活動の方が大部分を占めているにも拘わらずです。決して今の経済システムが最良だとは言えないと思います。


その様な閉塞感漂う、いまの社会の枠組みを変革していく為には、私たちが今までの慣習に捉われていることに気付くことであり、それが様々な問題を孕んでいることを理解した時に、社会は大きく揺り動くものと思います。情報技術の進展が、今までの社会に疑問を投げかけはじめ、社会変革に向けた端境期に至っているのが現状だと思います。


情報化社会においては、人々は様々な情報を無償で入手できるようになっており、いま世界中で起きていることを即座に知ることができる世の中です。その上で社会における新たな芽生えに目を向けますと、行き過ぎた貨幣経済に対して揺り戻す論調が見て取れます。識者による指摘に留まらず、個々人の行動に変化の兆しが出て来ていると受け止めます。


その様な新しい潮流をどの様にして多くの人々に知らしめるか。一部の先鋭的な人々が自らのエネルギーを拠り所として社会に一石を投じるだけでは、いずれ疲弊してしまいかねません。社会を変革する本質を見極めますと、やはり人々が失われつつあるコミュニティを再興させることにより、知識の融合を果たして行くことに尽きると思います。


そこで必要なのは「共感」でしょう。真っ先に変えなければいけないのは旧態依然とした教育制度でもあります。もちろん、貨幣経済が無くなることはありませんが、貨幣は飽くまでも手段であり目的ではありません。事業を通して社会の課題を解決しながら、そこそこ生活が出来れば良いでしょう。その事業の入口を探すことが人生かもしれません。


今日もありがとうございます!
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