皆さん、おはようございます！
社会人２年目の年若き友人が起業し明日より念願の社長となります。仕事ぶりは非常にストイックなまでに自分を追い込みながら成果を上げてきました。まだ実務経験も少ない彼氏ではりますが、持てるエネルギーと人を巻き込む力には目を見張るものがあります。

最近、巷でサラリーマン個人がＭ＆Ａにより会社を買収し、スモールビジネスの経営を司ることを促がす書籍が増えています。ネットでＭ＆Ａをマッチングするプラットフォームサイトなるものが出現し、個人でもＭ＆Ａを行う機会を持てるようになり、実際に自らのライフプランに照らし合わせて一国一城の主になる人も増えているようです。

中小企業では、オーナー経営者が高齢になりますと、やはり引退の時期が脳裏をかすめ、積極的に設備投資を行う活力が失われ、それにともなって企業の成長も鈍化してしまうものです。その様な閉塞感漂う中で事業を行っていくのであれば、一層のこと企業を若い世代に託してしまうことも選択肢の一つになると思います。

一般的にＭ＆Ａといいますと資本の論理を前提とした企業間の取引であると取られがちですが、事業が人間の営みにより成り立っていることが考えますと、もっと人間臭いＭ＆Ａがあっていいように思います。大手企業が集団組織という閉塞感にさいなまれる中で、少しばかりやる気と知恵を持つ個人の英気の方がこれからの時代に相応しい様に思えます。

個々人の経験知に裏付けられた夢やビジョンを原動力として具体的に活力ある営みを繰り広げることが可能となります。それら個々人が織り成す営みが、これからの複層的で多様な社会を生み出していくものと思います。その様に考えますと、やはりもっと個人が事業そのものにコミットしても良いでしょう。その一つの方法がパーソナルＭ＆Ａです。

ただ、実際に個人で事業を司るとはいいましても、いままで長年企業に身を委ね糧を得ていた生活に慣れ親しんでいますと何かと夢やビジョンよりも先に不安感が募ってしまうかもしれません。しかし、そのことすら夢やビジョンを強く持ち、それを実現していくために為すべきことを一つずつ紐解き積み上げれば取り越し苦労となることでしょう。

その為には、自身の中にあるモヤモヤとした言葉にならない暗黙の考えをスッキリと見えるようにする必要があります。一人で考えてるよりも自分以外の人との対話を通してそれを可視化していくプロセスを踏むことが大切になります。その様な時に、事業を司った経験のある人が傍にいてくれたら、どんなに心強いことでしょう。

個人が夢やビジョンを実現していくために、誰しもが具体的にライフプランやキャリアプランといったものを持つものと思います。長い人生の過程においてお金に困らない豊かな暮らしを送っていくために必要な設計やその糧を得るために如何に計画的に自らの能力を開発して仕事に取り組んでいくかを具体的にプランに落とし込む必要があります。

パーソナルＭ＆Ａを行う場合にも、その様なライフプランやキャリアプランから導き出されることになります。個人の夢やビジョンを実現し豊かな人生を送っていくためには、それをサポートする伴走者がいても良いでしょう。ただＭ＆Ａの専門的なテクニックを支援するのみならず、もっと広く生きる上での良き相談相手として仲間も時には必要です。

今日もありがとうございます！
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