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誰しもが夢を持てる社会!

皆さん、おはようございます!
9月の三連休後半をいかがお過ごしでしょうか。何年か前にシルバーウィークなるものが存在していましたが、一層のこと定番化しても良いようにも思います。この様にまとまった休みの機会がないと、じっくりと自分を見つめなおすことも出来ないと思います。



これからの時代、いままでの様に過去の経験を拠り所に将来の道標としていくことが難しくなると思います。その様な時代には、誰しもが自らの内面にある審美眼に問い掛けながら、進むべき道を定めていかなければなりません。ますます創造力を働かせて自らのビジョン(=夢)を描いていく必要があるでしょう。


いまの大人は無邪気に夢を語る人が少なくなっていますが、本来、人間の動物としての本能の中には、創造する力が備わっているわけです。しかし、社会の枠組みが標準化され、効率性を追い求める仕組みの中で長年生活をしていますと、その創造力を発揮する機会が失われ、論理的な思考ばかりする癖がついてしまいます。


戦後、焼け野原となった日本では、生活者の誰しもが豊かな将来に対する夢を思い描きながら日々の暮らしに情熱を傾けていたと思います。それが、やがてモノが満ち溢れ豊かさを享受するようになると、次にどこを目指してよいのかが分からなくなっているのが現状だと思います。ちょうどバブル経済の崩壊がピークであったのではないでしょうか。


その後の経済低迷を失われた20年と揶揄していますが、これは日本の経済政策が良くなかったというよりも、社会の枠組み自体が踊り場を迎えていることに起因しているものと思います。むしろ、私たち生活者の一人ひとりが今後の日本をどうしていくべきかを真剣に考え、その総体として結果的に進むべき道が定まってくるのでしょう。


いままでのように大手企業に雇われて安泰な生活を送るといった考え方は、たとえ糧を得るという意味では生活が安定しますが、働き手の精神的な豊かさや、満足感を得るという意味では必ずしも最良の選択とは言えないのではないでしょうか。企業組織では仕事を標準化へと向かわせるものであり、機械的で単調な仕事からは満足感は得られません。


どの大手企業もイノベーションを高らかに掲げていますが、完璧なピラミッド型の階層組織からは、個人の感性を拠り所とするビジョンに基づくイノベーションを生み出すことが難しいと言わざるを得ません。一人の働き手の感性に基づく象像を言語に変換して、多くの人々からコンセンサスを得るには、論理的な思考を求められてしまうからです。


これからは、やはり生活者の暮らしよりも経済成長や企業成長を優先させる観のあったこれまでの社会の枠組みを見直し、少しでも多くの人々が将来の夢を見れるように変えていかなければならないと思います。将来が不透明でスピードの速い社会では、生活者一人ひとりが自律的に将来に対する答えを見い出していく必要があります。


その為には、まずは生活者個々人が自身の内面に耳を傾け、自分が寝ても覚めても心が躍動する気持ちの良いことが何であるか探し当てる必要があります。子供時代から今日に至るまでに、自らが楽しかった思い出に残るエピソードを振り返り、つなぎ合わせて行くと、自らの個性を再確認すことができるでしょう。


今日もありがとうございます!
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