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個性を生かす社会!

皆さん、おはようございます!
三連休などに行楽地を訪れて感じますのは、やはりそこに訪れる人々の表情がはつらつとしており、日常の喧騒から解き放たれ素の自分を取り戻している姿が、私自身をも豊かな気持ちにさせてくれます。日常、非日常の境目のない社会が到来すべきだと思います。



グライダーが上昇気流をつかみ、翼をしならせながら旋回し、音もなく優雅に上昇している姿を見ていますと、何ともいえないしなやかな美しさに魅了されます。自然と対峙して、それに逆らうことなく、むしろその自然界の力を上手く利用して滑空している様子は、鳥たちが空を飛んでいる姿と同化しているようにすら見えます。


学生の頃、司馬遼太郎の「菜の花の沖」をたまたま旅行中の駅のキオスクで手にして、道中電車の中で読みはじめたら、その主人公である高田屋嘉平兵の生きざまに引き込まれてしまうほど感動したことをいまでも思いだします。高田屋嘉平兵は、北前船の船問屋を営み、北海道と大坂の交易と函館の開拓に足跡を残した歴史上の人物です。


人生を振り返り、誰にでも思い出に残る感動ポイントをいくつかお持ちだと思います。その感動ポイントを線でつないでみますと、共通する本質的な部分を見い出すことが出来ます。それが個々人の思考や行動のバックボーンとなる個性であることが理解できます。
当然に、その人その人によって異なっていて良いと思います。


日常生活では、特に職場での仕事という場面では、集団行動として円滑にコミュニケーションを図っていく必要から、少なからず自らの持つ個性を抑えて他者を気遣うことが優先されてしまいます。最近では、社会の成熟化につれて、益々、個人よりも組織を優先する様な風潮が見られますが、これからは個の力に頼ることが求められる時代です。


日頃、論理的な思考にばかり気を取られて生活をしていますと、本来自らが持つ感性が鈍くなってしまいます。時々、リラックスできる環境に身を置き、意識的に自らが持つ個性に目を向けて内省する習慣を持つことが必要だと思います。最近、私自身、意識的に自分の個性がどの様な過去の経験から積み上げられてきたのかを振り返るようにしています。


自分が何をしている時が、我を忘れるほど熱中し一番楽しいのか。その様な時にこそ、人間とは底力を発揮して、自分でも考えられない様な結果をいとも容易く残していくものではないでしょうか。その意味で、自らを知ることが、より良く生きていくために必要なことだと思います。自らを大切にし、また他者の個性をも尊重する社会が望まれます。


私の場合、フロンティア(=開拓地、新天地)という言葉に魅了されているようです。
それも、力づくではなく、自然体でいきむことなく流れに身を任せながら、その時どきの課題を最良な方法で解決しようとするところに個性の一端が見て取れます。論理思考に捉われることなく、自然な感覚に身を委ねているときに個性が発揮されます。


絶えず自らの気持ちを平常心を保ち、体内に自分ならではのリズムを維持するように心掛けています。その様な心の状態である時に、将来に対する夢が不思議とポンポンと湧き出てきます。自らの内側にあるアイディアをいかに言語化して周囲に伝えていくか、折角の個性を押し殺すことなく上手に表現していく方法を高めていくことも必要でしょう。


今日もありがとうございます!
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