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埋没する大手企業組織!

皆さん、おはようございます!
今年の夏は6月に梅雨が明け、猛暑が続きまだまだ残暑が厳しい日が続きます。
そんな中でも、少しずつ秋の訪れが近付いている気配がします。
朝夕は涼しさを感じるようになり、耳を澄ませば虫の音がするではないですか。



最近、大手企業を見ていますと業績不振や不祥事問題にまで及ばないまでも、組織として機能不全に陥っているのではないかと心配になることがあります。好業績を出していても組織が金太郎飴のように画一化されてしまっており、組織としての考える力が低下していると思われて仕方がありません。


経営トップ人事にしてみましても、外部から人財を招聘する大手企業が増えており、生え抜き社員が育たない組織風土となってしまっているのかと思わされます。それだけ、日本の大手企業は組織が細分化、業務の標準化が進んだヒエラルキー組織となってしまっており、個々人が自律的に行動することが難しいほど硬直化してしまっているのでしょう。


個々人の業務を細分化し過ぎてしまいますと、会社全体で見た時に仕事を個人で自己完結させることが少なくなってしまいます。業務分掌で決められた仕事をこなしていれば、会社全体として見た時に、業務が上手く廻っているという全体最適は理想であって、組織として方向転換をしなければならない時には脆弱さを露出させてしまいます。


個人として企業組織を全体観を持って見ることが出来なくなっているほど業務が細分化されてしまっているので、企業ないしは事業全体を俯瞰して行動することが難しくなってしまっています。その様な環境に慣らされて育ってしまっている幹部社員に、それを改善して行くほどの力量を持ち得る筈がない訳です。


トップ経営者にしてみましても、自らがその企業を創業した経営者でない限り、明日に向けたビジョンを描いて、会社組織を強引に牽引していく術を持たず、現状の企業組織という枠組みの中で働く人々同士がコンセンサスをとりながら意識改革を社内に求めることに終始してしまっている様に見受けます。


一つの決められた枠組みの中で、例えば経済が成長している中で単純に自社商品の販売を拡大していく環境でしたら、業務が細分化された中で各々が効率性を追求していくことが企業全体としての効果の最大化に繋がるものと思います。しかし、これからの時代は、いままでの延長ではなく変革が求められていることに留意しなければなりません。


東京五輪・パラリンピックの終わる2020年以降は、それが顕著に表れて来ると思います。その来るべき時を見越して企業が行動しているかといいますと、非常にお寒い状況と言わざるを得ないと思います。未だいまの好景気が続くことを前提に、企業経営を謳歌している様に思うのは私だけでしょうか。


いまの大手企業は本社機構が非常に重たくなり過ぎていると思います。その割には、その本社機構が機能していない。現業部門に対して明確にビジョンを描いて進むべき道筋を指し示すことが出来ないでいます。多くの本社機構はボトムアップで会社の問題点を解決するという仕事の進め方に終始しているからでしょう。


本社機構も、業務分掌に捉われずにもっと現業部門に下りて行かなければならないのに、デスクで膨大な業務をこなすのに精一杯となっています。といいますか、個々人としては問題意識を持っているのでしょうが社内「調整」に追われてしまい、どれをどの様に是正していって良いのかが分からないでいると言えます。


それは、問題意識を持った者が自律的に責任を持って「解決」して行く使命感を持ちやり遂げることだと思います。やれ出る杭は打たれるとか、部門間の調整を行わないと組織内の摩擦が等と考えていないで、早々に行動することです。経営サイドも幹部社員が動きやすい様に組織体制を改編して行くことだと思います。


会社組織の変革が求められているなら、それに合わせて組織体制も変えて行く必要があります。上から下へのヒエラルキー型の組織から、思い切り社員に権限を移譲するフラットな組織とすべきだと思います。いま一度、細分化された業務分掌を見直す時期でもあると思います。その意味ではプロジェクト単位で業務を推進する様にすべきでしょう。


2020年まで残すとこ2年足らずしかありません。このままの状況で進んでしまいますと、多くの大手企業が時代の波に乗り遅れて混迷を極めて行くことになると思います。一方、中小企業の中には、時代の流れ理解し、社員一人一人が元気よく自律的に行動している企業が増えて来ています。今後、暫く玉石混合の社会になるのではないでしょうか。


今日もありがとうございます!
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