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小商いというビジネス!

皆さん、おはようございます!
昨晩、恵比寿で開催されている、ほぼ日「生活の楽しみ展」へ行ってきました。
様々なおもしろ雑貨店が軒を連ね、よくぞこんなに集めたな。。と思うと同時に、
創造力を商売としているほぼ日に、これからの会社とはこの様なものかと思いました。



先日参りましたクラフトフェア「にわのわ」に集まる小商いを営む「つくり手」とそれを消費する「つかい手」が、その場に集い互いのコミュニケーションを通して楽しんでいる姿が頭から離れません。「にわのわ」に限らず全国様々な地域でクラフトフェアが開催されており、年々、その数が増えるとともに来場者数も増加の一途を辿っているそうです。


小商いを営む方は、兼業で行っている方もいるのですが、その多くはそれで生計を立てていると言うから驚かされます。コスト負担を軽減する為に、店舗を持たない方が多く、自宅兼工房で制作を行い、クラフトフェアの様なマーケットやマルシェに出店しては、生計を立てているという実態が浮かび上がってきます。


そこにあるモチベーションは、「自分の遣りたいことを本気で好きなように工夫して行う」という至ってシンプルな動機ですが、いまの社会を見渡してみますと、気が付いてみればこれがなかなか出来そうで出来ない。そして、つかい手とフェーストゥフェースでコミュニケーションをする中から、新たな商品のアイディアを得る機会を得ています。


自分の思いを込めて制作する商品であるから、その商品対する評価をつかい手とのコミュニケーションを通して実感することが、小商いの醍醐味です。だからネット販売ではなくマーケットやマルシェへの出店を中心にした販売を行っていると言えます。そうすることにより、固定的な消費者であるつかい手が確実に増えて行くことが実感できるそうです。


この小商いの底流にある「自分の遣りたいことを本気で好きなように工夫して行う」という精神は、実はDIY(=Do It Yourself)にも通ずる価値観なんですね。
DIYといいますと、直ぐにホームセンターでの木工工房を思い浮かべてしまいますが、
広い意味のDIYは木工品制作に限定する必要はありません。


自分の遣りたいことを手作りで工夫しながら制作するという意味においては、音楽活動のライブも広い意味でのDIYに当て嵌まると思います。
要は、自らの芸術的な創造力と身につけた技術を駆使して、何を極めて表現して行くかという創作活動に他なりません。


DIYが密かなブームになっているのは日本だけかと思いましたら、米国でもブルックリンやポートランドといった歴史と先進的な文化を育む地域にもDIY文化の底流があり、いまの確立された社会のスタンダードに少なからずや影響を及ぼしているそうです。それこそマルシェであったり、昨今ではシェアリングキッチンであったりする訳です。


米国でも、企業を中心とする産業優先社会となっており、世の中が分業化と標準化され過ぎてしまい、どの街に行っても巨大スーパーとマックがある、地域の同質化現象が起きてしまっている。また、モノについても、昔の良き時代である手造りが失われ、それこそ大量生産大量消費による使い捨ての時代になっています。


そのことに対する反動というか、もともと人間が持ったDNAなのでしょうか、その様な飽食の時代の社会システムに人々が疑問を持ち始めたことは日本も同様かと思います。
自分の遣りたいことをお客様とのコミュニケーションを踏まえて制作に打ち込む一方、消費者もつくり手とコミュニケーション出来る買い物の方が楽しみたいと思っています。


つくり手のその商品に対する思いや背景の説明を受ければ、つかい手も自然とその商品に対する愛着が湧いて来るというものです。そして、その様な互いのコミュニケーションを通じて信頼関係が生まれて来る。ものを大切に扱う様にもなります。そういった思いの人々が徐々に広がっているのが、いまの小商い=DIYに秘めら本質なのでしょう。


それに対して、現在の工業化製品にはその商品に込められた哲学がなく、機能性や価格面ばかりが強調されています。しかも、それを生産する為のプロセスも中央集中的に組織が細分化された無機質な分業体の集合となっていますので、商品に対して思いが入り込む余地がないと言えるでしょう。


市場でモノが飽和してしまっていては尚更のこと、企業は効率化への道を突き進んで行くことになります。これが資本の論理です。そんな社会の状況に世界中の誰しもが疑問を持ち始めている今日ではないでしょうか。だからこそ、これからの時代は生活者である人間の暮しの豊かさに主眼を置いた社会へ変容して行くのではないかと考えます。


個々人が自分の遣りたいことを本気で好きなように工夫しながらやる。その為には、資本主義の前提にある私有権ばかりを強調することなく、もう少し個々人が協働し合いながら水平方向に展開して行く社会関係資本(=ソーシャルキャピタル)をも意識すべきだと思います。ノスタルジーではなく、新たな情報技術という手段を活用しながら。


今日もありがとうございます!
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