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様々な働き方改革!

皆さん、おはようございます!
陽が伸びて来てワクワクしますね。もう6時になると外は明るくなっています。
庭に目をやると新緑が芽生え始めています。
もう春がそこまでやって来ているのでしょう。



セブン&アイグループもいよいよ働き方改革に本格的に取り組まれるようですね。
1万人を対象とする社員に8時、9時、10時という時差出勤を認めるそうです。社員はその日の仕事の状況に応じて、出社すべき時間を前日までに指定すれば良いそうで、夕方会議が予定される場合に10時出社にすることで残業時間短縮に繋がるそうです。


昨年夏に約1600人を対象に行った試験導入では、定時ではない8時と10時を選んだ社員の時間外労働が2~3割減ったそうです。
退社時間がまちまちですと、今までの一律定時退社よりも自分の仕事の状況に応じて、周りに気兼ねなく退社できるというメリットがあるのでしょう。


付き合い残業という言葉が日本にはありますが、自分の仕事が終わっていても、周囲が仕事をしていると、なかなか退社し難いという心理的な側面があります。
それが、制度として退社時間が区々になりますと、周囲にあまり気兼ねする必要もなくなりますよね。


大方の企業では、集団行動としてこの付き合い残業がまだまだ蔓延っていると思います。遣ることがなく会社に残っていても手持無沙汰になるので、そこまで遣らなくても良い仕事を何気なしに深掘りしてみたくなる類の過剰労働もあると思います。朝から退社時間を決めていれば、その時間内に業務を完了させようとしますので能率もあがるでしょう。


また、日立製作所や富士通ではサテライトオフィスやテレワークの導入に力を入れはじめています。日本の通勤時間は諸外国に比べても5割以上長いと言われています。その痛勤時間の無駄を排除する為にも、自宅近くのサテライトオフィスで働くことは、精神衛生上も生産効率の上からも効果的だと思えます。


テレワークにおいては、働く場所を選ばず、好きな場所で働くことが可能となります。
外出がちな営業マンにとっては、会社を基点に行動するよりも断然に仕事の効率がアップするでしょう。それこそサテライトオフィスで業務をこなしたり、場合によっては自宅で仕事をすることも出来ます。隙間時間に仕事が出来るとい意味では効率的だと思います。


とあるベンチャー企業では、会議時以外は完全に出社に及ばず、必要なレポートはラインワークスを使い完結させています。活字だけのコミュニケーションになりますので、文書の意味の採り方によって様々な解釈が出来てしまうので、マネジメントが難しいのではと思いますが、これも考え方によっては危惧するほどではないのかもしれません。


個々のやるべきミッションが明確化していれば、その範疇で自由裁量で仕事が出来ることになります。その都度、必要な点だけをレポートしながら自己責任仕事を進められるという点では、今までの日本の企業にはない、将来型のマネジメントのあるべき姿と言えるとも思います。しかも、兼業を前提としていると言うので必見に値します。


日本の企業では箸の上げ下げまでマネジメントしたがる癖がありますが、本当にそこまでする必要があるのでしょうか。会社の目標を明確にし、それを各人に分担して、分担された目標の成果だけをマネジメントしていれば、それはそれで企業の目標は達成される訳ですから合理的と言えると思います。


このベンチャー企業の今後を見守って行きたいと思いますが、企業という実体が、今までの様な組織に人が配置されたピラミッド型のヒエラルキーとは異なり、完全にフラットで組織的な形態を持っておらず、経営ボードが全ての社員のマネジメントを直接行っています。オープンネットワークですね。


この様に働き方が大きく変わりつつある中で、変わらない旧態依然とした部分があることも否めません。ワーカーが疾病を患い勤務に耐えない状況に至った時に企業としてどの様な対応を採るか。。私のある知人は、直ぐにポジションから外されてしまい、会社の産業医マターとなっています。


産業医ですので、復職に向けた支援を行う立場だと思います。しかし、この産業医のしていることは、暗に退職を促がす立場にある様です。医師であるのなら専門家として第三者の立場から疾患者の自立を支援する立場だと思いますが、医師としてあるまじき行為だと思います。まだまだ、企業にはこの様な影のあることも事実です。


今はまだ産業主体の社会から生活者主体の社会への端境期にあると思います。
より良い豊かな暮らしを実現するために産業を創造してきたのは、私たち人間です。その産業に人間が疎外される様な社会は全うだとは思えません。行き過ぎた産業社会を是正して行くのも私たち個々人の叡智なのでしょう。


今日もご覧いただきましてありがとうございます。
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