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テレワークの効果!

皆さん、おはようございます!
平昌オリンピックもいよいよ最終日です。
それにしても昨晩のスピードスケート、マススタートの高木選手の金メダル獲得は素晴らしかったですね。終盤のダッシュがお見事としか言いようがありません。



先日、テレワーク導入企業のお話しをお伺いする機会がありました。
大手企業、中小企業、地方銀行、リクルート系の企業が複数参加されるパネルディスカッションで、各々の企業の規模、業種、文化によって、テレワーク導入への取り組みや効果が異なっておりとても興味深かったです。


面白かったのは、導入にあたっての社員の受け止め方が区々であり、裁量労働(=出社時刻や勤務時間を社員が自主的に決めることのできる制度。社員の働き方を時間ではなく成果で評価する制度)的な働き方の意識を持つ企業の方が効果が出ているように見えました。全般的に中高年の社員は環境の変化に戸惑っているという感じでしょうか。


大手企業の場合は、導入時の社員のコンセンサスが大切なようで、経営トップが率先垂範しないと、なかなか浸透していかないようようですね。テレワークは強制的に利用させる性質のものでなく、一つの働き方を会社が認めることに対して、社員がテレワークの有効性を認め、主体的に採り入れて行かなければ全社には浸透して行きません。


サッポロビールと都築電気などでは、営業職の方には定着しているようです。
わざわざ会社に行かなくとも、自宅からそのままお客様のところへ訪問し、あいま合間にテレワークで仕事が出来ます。社員のモチベーションも上がっており、その意味で業務効率が上がっていると会社も前向きに捉えているようです。


中小企業の場合は、全社的に浸透をさせ易いというメリットがあるようです。
導入の経緯は、女性社員の結婚や出産による退職を会社にとっての損失と考え、テレワークを導入してみたところ、普通に会社に出社している社員よりも高い業績を上げているという例もあるようです。


また、テレワークを導入することにより優秀な人材を採用しやすくなったという点も挙げられます。テレワークを導入するということは、社員個々人に自らの業務に対する裁量を与えることになりますので、その分、仕事に対するモチベーションが上がるのではないでしょうか。


テレワークの導入は、決して先端技術の機器類を導入する様な初期投資を必要とするものではありません。人口減少、少子高齢化で中小企業の人材採用が難しくなっていくと予想され、また、大手企業に比べますと決して生産性が高いとは言えない中小企業こそ、積極的にテレワークを導入すべきだと感じました。


リクルート系企業の場合は、テレワークによる地方在住障がい者の完全在宅勤務による雇用に取り組んでいます。採用にあたっての面接等も、テレワークにより行っているそうです。非常に優秀な人材を採用できるそうで、今では半期に10名採用を目標にしているとの説明がありました。


この企業を見ていますと、完全な在宅勤務でも業務を遂行する上で何ら問題がないこと、また障がい者であっても通勤することなく職を得る機会を見い出しているという意味においては、雇用の裾野が広がり社会的な意義が高いと思います。テレワークという言葉に惑わされることなく、きちんと社会に根付かせて行くべきではないでしょうか。


中でも一番興味深かったのが地方銀行です。秋田にある北都銀行なのですが、まだ試験的な導入ではありますが、営業職が準備のための仕事を自宅で行い、そのまま客先に向かうことを許しているというから驚きます。金融機関と言いますと、扱っている仕事の性格上、機密情報も多いことからどの様にセキュリティを保持しているのか興味深い所です。


進取性に富む頭取の一声で始まったようですが、始めるにあたっては全行員に働き方改革やテレワークに関するアンケートを行い、その8割から賛同を得られたことから導入に踏み切ったそうです。今後は営業職のみならず、店舗や本部にも導入すると言いますから、今後、注目して行きたいと思います。


この様にテレワークの導入事例を見て思いますのは、テレワークは新たな働き方の手段であり、むしろ今までの企業のマネジメントスタイルを変革し、社員の意思に任せた思い思いの働き方を認めることだと思います。それにより、社員の管理されているという息苦しさから解放されて、主体的に働いているという意識が高まっていることが見てとれます。


この様に考えて行きますと、今までの様なピラミッド型のヒエラルキー組織は、情報技術が今ほど進展していなかったときの効率の良い一つの組織の形態であり、これからの時代も効率的だとは言えないものと思います。社員個人個人のミッションを明確にし、各々が自己責任でそれを達成して行くことが望まれる社会だと思います。


今日もご覧いただきましてありがとうございます。
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