皆さん、おはようございます！
例年より早い梅雨明けで暑い真夏日が長く続いてますが、あまり暑さを感じている間もなく歩む速度が日増しに早くなっています。自分の志していることに向かって、それが一歩ずつ実現していくあり様を目のあたりに出来るようになり、気持ちが自然と前に進み続けます。

フリーランスを活用した企業向けコンサルティングを手掛けるＩＮＴＬＯＯＰ（＝イントループ／東京都港区）が株式を公開しました。設備投資を必要とする業態でもないのに、なぜ株式を公開するのか些か複雑な気持ちになってしまいますが、これから更に事業を拡大させて行く為に、株式公開というブランド力を手にして知名度を高める必要があるのでしょう。

彼らのビジネスモデルから想像できることは、きっと大手企業とは異なり限られた経営資源で事業を切り盛りして行かなければならない中小個人事業主に対して、スポット的に事業の課題を解決すべく、しかもフリーランスのコンサルタントを起用しているところが、好評を得て受け入れられているのでしょう。これも変革期を迎えた時代の要請なんだと思います。

単に顧客企業の案件とフリーランスを仲立ちして紹介するだけでなく、自社でもコンサルタントを抱えながらサービスを展開することにより、提供する商品のクオリティを確保している所がポイントだと思います。ただのマッチングサービスでしたら、フリーランスによるコンサルティングにばらつきが出てしまい、顧客企業から評価を得ることは難しいでしょう。

ＩＮＴＬＯＯＰのデータベースに登録するフリーランスのコンサルタントは約２万７千人に昇り、それらと自社の社員が連携することで小規模な案件からチームで対応する大型案件まで幅広く対応できる体制を整えているとしています。この様なビジネスモデルを持つ企業が市民権を得て株式公開することに、やはり時代が大きく変わる予兆を感じざるを得ません。

企業数の９９％以上を占める中小個人事業が、産業構造の枠組みである階層の底辺を支えてきた、これまでの常識を突き破り社会の中核を担う事業主体として変革を余儀なくされていることは、私自身、常日頃のビジネスの中でひしひしと感じているところでもあります。心ある経営者によって、日夜、明日に向け苦闘を繰り広げている彼らを支えたいと思います。

全ての中小個人事業者がイノベーションを起すべく行動をしているとは言い切りませんが、その様な心ある経営者が増えていることは間違いありません。そんな経営者にとってＩＮＴＰＯＯＬのサービスは、支えになると感じます。事業課題に悩む経営者にとって、必ず相談すべき相手が必要ですし、企業勤めに飽き足らない幅広い知見を持つ人財を活用できます。

また、出来ることならスポット支援を受けるのみならず、強力な後押しをしてくれる経営参謀としてのエキスパートチームが控えてくれるなら、安心して事業に打ち込むことが出来るでしょう。供に事業を変革すべく歩みを進めてくれる頼れる存在がこれからの中小個人事業には必要とされています。その様な中から、社会にインパクトを与える事業が育まれます。

そして、中小個人事業は大手企業の様に全ての業務機能を持たなくとも、事業の糧となる本業に経営資源を集中させて、バックオフィス業務などはアウトソーシングしても良いと思います。中小個人事業同士でバックオフィス業務を共有できればコストも下げられますし、機動的な経営に邁進できるものと受け止めています。中小個人事業に対する支援は数多です。

今日もありがとうございます！
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