誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

起業者が陥りやすい罠!

皆さん、おはようございます!
大工棟梁あがりの85歳になる老翁経営者がいらっしゃいます。とても人情味深いかと思えば、無駄なお金はびた一文払わない厳しさも併せ持ちます。今も未だ現役で精力的に働いていることが何よりも凄いことだと思います。私も最後まで現役を貫き通したいと思います。



自分で事業を起しますと、上手くいっている時もあれば、どことなく思い通りに仕事がはかどらず苛立つこともあるでしょう。人間にはバイオリズムがあり、気分がすぐれている時といま一つ切れ味が鈍る時もあります。人は周囲の他者との関係の中で生きていますので、社会との関わりの中で良い巡り合わせに恵まれることも、当然にそうでない時もある訳です。


その様な状況下においても、いつも同じクオリティのアウトプット行い続けることが事業を営む者には求められます。それがプロとしての所以であり、そうでなければ社会から自身が提供する商品が認められないばかりか、それを生み出す存在として自分が認められることはありません。全てを自分事として甘んじて受け入れることが事業を営む者に求められます。


事業を営むということは泥水を甘んじて飲むと言われることもありますが、まったくその通りかもしれません。兎角、自分で事業を営み始めたばかりの方は、何か問題が起きたり、自分の思い通りに事業が進まないと、その原因を周囲に求めてしまいがちですですが、所詮、事業なんて言うものは自分の思い通りに寸分の狂いもなく進められるものではありません。


その様な状況を全て自分事として捉え、自分の意識を変える必要があります。周囲を変えるより自分を変えた方が早いし、その方が精神衛生上も良いでしょう。しかし、絶対に変えてはいけないものがあります。それは、何故その事業を営もうとしたのか、その事業を通して何を実現しようとしているかです。その思いを忘れることなく持ち続ける必要があります。


人間というものは良くしたもので、自己合理化という便利な方法により自分の気持ちの均衡を保とうとする帰来がありますが、事業を営むものは現実を直視して全てを事実として客観的に受け入れることが必要です。自己合理化ばかりしていては、人間として成長しないからです。口で言うのは簡単ですが、最初の内はこれがなかなか出来ないものかもしれません。


でも、考えてもみて下さい。自分で事業を営むということは、会社に勤めている時とは違って、本当に自分の遣りたいことを誰に束縛されることなく自律的に自己責任で行っていける楽しさと自由があります。自分の思い、志、意志がブレなければ、自分の好きなことを行い続けていけるワクワクする楽しさがあります。未来を自分の好きなように描けるからです。


この様な境地に立てるまでに、事業を営み始めてから3年は掛るだとうというのが私の経験値です。人間なんて完璧な人はいません。必要なことは、絶えず自分自身を客観的に俯瞰して、自己内省を繰り返しながら気持ちを前に向け続けることです。中には事業を営むベテランであっても、これがなかなか出来ない方も多く、その様な事業は結果も付いて来ません。


一昔前でしたら、その様な方が営む事業であっても業績を上げることが出来たかもしれませんが、今はその様な時代ではありません。如何に自分自身のマインドコントロール出来るかが問われると思います。明日が見えない不透明な時代ですので尚更です。だから、絶えず自分が何故その事業を営み、何を実現して行こうとしているのかを忘れてはならないのです。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する