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中小個人事業の解題!

皆さん、おはようございます!
日本で博士号を取得する人材減少に歯止めが効かなくなっている様です。博士号を取得するには「この分野であなたは世界一である」と認められた時に授与される。これからの時代その人にしか生み出せない「世界一」の権威ある能力が社会に求められている筈なのですが。



社会が大きく変化している時は、企業規模に拘わらず様々な経営上、事業上の課題が噴出するものだと思います。経済が右肩上がりに上がり続けているのなら、より効率性を求めて顕在化している問題点を分析して解決策を見出していけば良かったと思います。ところが、どうも今の混沌とした事業環境の中では、どこに問題点があるのかすら分からない状況です。


解決策を見出すより、問題点を探し当てることの方が重要になっています。それは即ち、これまでの仕事のあり方が通用しなくなっていることを意味しており、やはり物事を考える起点として「なぜ、その事業をやるのか?」があり、その上で「誰にベネフィットを提供するのか?」、「そのベネフィットはどの様な価値があるのか?」が問われているのでしょう。


ここで大手企業については、誰がどの様な立場で考えるのか組織運営上の難しさがあるためここでは触れず、経営者の意思が色濃く反映される中小個人事業に限って考えてみたいと思います。兎角、中小個人事業者は一般的に事業を存続させる為に売上を追いかけることに躍起になっているものです。経営者は、朝から晩まで走り回りながら注文を追いかけてます。


それも仕方ないかもしれませんが、一部の優良な中小個人事業を除き多くはこれまでの成功体験を忘れることが出来ず、ジリジリ減少する売上を挽回しようという思考から抜け出せないでいるところに課題があるでしょう。本当に必要なことは、ほんの少しの期間でも構わないから経営者の動きを全て止めてしまい、冷静に自分自身を見つめ直すことだと思います。


今までの事業運営を通じて築き上げてきた技術やノウハウを冷静に見つめ直し、それを誰に提供すれば喜んでもらえるのかを考えてみる必要があります。きっと選択肢は色々と出て来ることだと思います。中小個人事業の場合、この時に留意すべきは、経営者個人の人間味溢れる思いが色濃く事業に反映されることです。なぜ、自分はその事業を営みたいのかです。


ところが、つい昨日まで汗水を垂らしあくせくと仕事に没頭していたのに、急に冷静になり事業の存在意義など哲学めいたことを考えようにも、簡単には頭が切り替わる訳ではありません。それでも、頭で考えることを止め、そっと自分気持ちに耳を傾け内なる声を感じる必要があります。色々と思いを巡らせワクワクする気持ちが芽生えてきたらしめたものです。


その様な自己内省をすることも慣れだと思います。一日のうち1時間でも30分でも構わないので、目の前の仕事のことを忘れ、瞑想しながら自分の内面から湧き出てくる声に耳を傾けることが必要です。好きで遣りたいことをイメージするからワクワクするのです。その気持ちを大切に自分の事業を再び見つめ直すと、色々なアイディアが湧き出てくるでしょう。


その「なぜ、その事業をやるのか?」という基軸さえ見付け出すことが出来れば、あとは如何様にも事業を再構築することは可能でしょう。誰しにも、時として頭で考えることを止め
、自分の気持ちに素直に従えば様々な思いに突き当たるものなのです。自ら蓄積してきた事業経験(=生きてきた経験)の延長線上にその答えが見いだされるものなのでご心配なく。


今日もありがとうござます!
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