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個性を尊重する教育!

皆さん、おはようございます!
人間科学とコーポレートファイナンス。一見何も関わりのない学問領域に見えますが、ヒューマンキャピタル(=人的資本)というテーマで括ってみたらどうでしょう。企業価値を最大化する為には人間が持つ創造力が不可欠であり、それを科学的に捉える必要もあります。



私は自分の遣りたいことに対しては、あまりリスクをリスクと感じることもなく、論理的に考えるよりも先に気持ちの方が打ち勝ってしまい、ここぞと思う所では機敏な行動をとることがあります。逆に言えば、心響かない、意気に感じないことについては、あまり気を留めることもないタイプと言えるかもしれません。子供の時からよく指摘されてきたことです。


現代に至るまで教育制度はじめとする世の中一般的な風潮は、好き嫌いで偏ることない満遍なく何でも出来ることが良しとされてきたと思います。その様な中、勉強については本当に興味ある科目にのめり込むのですが、興味ない科目については全くと言っていいほど関心を持てず勉強をせず、よく学校の先生より性格にムラがあると注意されてきたと思いいます。


いま学生時代を振り返ってみれば、理数系科目はいつもテストで満点をとるのですが、文系科目、特に古典や漢文については赤点のオンパレードです。期末に先生たちが行う進級判定会議の常連として名前を連ね、先生たちの間でも随分と不思議な生徒という印象を持たれていた様です。私からすれば、赤点科目を勉強する意味を見い出せなかったことだけですが。


満点科目である数学、物理、地学は、特に勉強という感じではなく教科書を読んだり、問題集を解いたりするのがあたかもゲームでも行っている様な感覚で、特に覚えることをしなくてもスッと頭に入って来るので、楽しかった思い出があります。また、将来的に航空工学を学びたいという明確な目標があったことから、動機づけが為されていたとも言えそうです。


現代文、古典の授業では、気が付くと無意識のうちに寝ていて、よく先生から教科書で叩かれた思い出があります。気持ちのどこかに、それを学んで将来どの様に役に立つのかが理解できていなかったのでしょうね。いま思えば、一般教養として最低限のことは理解すべきだとは思いますが、教育界の方々も何故その勉強をするのか意味を教示すべきとも思います。


平々凡々と満遍なく及第点を採るくらいなら、自分の興味ある事を深く掘り下げて一芸に秀でて行くべきだと思います。一芸に秀でながら自らの領域を広げていくときに、必要なら過去に赤点であった科目であっても前向きに学びながら吸収していくものだと思います。それが個性を尊重した教育であり、平均点ばかりを採る没個性よりも良いと自己弁護してます。


理数系の生徒がなぜ大学で心理学を専攻したのか訝しがる先生や友達が周囲にいました。その時は直感で、これからは人間を理解する必要に迫られる時代になる、と思ったように受止めています。進学し良かったのは、心理学にも実証心理学と臨床心理学があり、前者は主に統計を活用する数学の応用の様なものであり、科学的に人間を見つめることが出来ました。


社会に出てからコーポレートファイナンスの世界に傾注していますが、こちらも数学素養を基礎として投資判断などに資する経済価値計算が主目的となります。現在、流石に理数系の技量を深めることはありませんが、むしろ、そこで得られたデータをどう解釈するか臨床心理学をはじめ所謂、文系科目の素養を駆使して自己表現することに楽しみを覚えています。


今日もありがとうござます!
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