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皆さん、おはようございます!
財務や会計の面白みは、規則やルールといったいわば文法を理解してしまえば羅列された数字を全体感をもって立体的に操ることが出来ます。財務諸表を見れば、その作成者がなにを物語ろうとしているのか、またはそこまでに至っていないのか手を取る様に見て取れます。



私たちの生活時間は、大半を糧を得るための仕事に費やされ、残りの時間で暮らしを楽しんでいるものと思います。日々の生活を充実させて行くためには、いかに仕事を楽しいものにしていくかが大切だと考えます。多くの方々は希望を持って会社に勤めているにも拘わらず
意外にも会社が混沌としており仕事の楽しさを実感できないでいるのではないでしょうか。


それはやはり、会社として未来を描き切れていないこともありますが、未だ戦後体制で蓄積してきた経営を続けており、それがいまという時代にそぐわなくなっているからではないでしょうか。人間は誰しも、仕事を通して自分の思いを叶えながら成長して行きたいと願っていると思います。しかし、今の組織体制では個々人の希望を聞き入れる余裕がありません。


会社とはそういうものだと諦める前に、その常識を疑ってみることも必要でしょう。確かに会社組織というものは標準化された業務を役割分担し全体最適を目指すものかもしれませんが、それでは個々人の個性を度外視し枠組みに当て嵌めることになってしまいます。会社のパフォーマンスを最大限に高めるには、個々人の仕事の遣り甲斐を引き出すことでしょう。


それは、個々人が自分の遣りたい仕事を自身で思い描き、そこに近づけるべく日々努力をしながら達成感を得ていくことだと思います。その意味では、これまでのメンバーシップ型雇用は会社から仕事をあてがわれますので、自分の遣りたい仕事とミスマッチを起す可能性が高いと思います。ジョブ型雇用は仕事に人を当て嵌めますので当人のやる気次第でしょう。


それでもジョブ型雇用は、未だ会社に従属する立場ですので、ある程度はその会社の文化に染まる必要があるという点で煩わしさが付き纏うかもしれません。但し、ジョブ型雇用を導入する会社が増えてきますと人財流動化が高まってきますので、その会社の文化に馴染めなければ転職をすれば済む話しです。自分の仕事に対するロイヤリティが拠り所となります。


その様に考えますと、これからの会社は一糸乱れぬ人間臭い仲間意識で繋がるというより、その会社がどの様な存在意義を拠り所として事業を営んでいるのかを明確にし、そこに共感を覚える人々が集散するプラットフォームの様な存在になるのではないでしょうか。言い方を変えれば、価値観の共有が会社と働き手を繋ぐ唯一の拠り所となるものと考えています。


その様なビジネス社会では、もはや会社の内側と外側を隔てる壁を取り払い、オープンでフラットなプラットフォームにならざるを得ないでしょう。ジョブ型雇用で働く社員であっても時が変わればお客様になる存在です。会社にとって大切なことは、自分達の存在意義に認めてくれるファンを如何に増やしていけるかでしょう。ファンとは、働き手=お客様です。


このことは会社の規模の大小ではないと思います。寧ろ、規模の小さい会社の方が取り組み易いものと思います。働き手とお客様という二面性を持った個々人とは、正しくこれからの時代の古くて新しいプロシューマー(=生産消費者)なのでしょう。その様なビジネス社会では、一つの会社に帰属することに留まらず、それこそ兼業や副業もあり得るのでしょう。


今日もありがとうございます!
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