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事業者の心構え!

皆さん、おはようございます!
特技と聞かれて答えるのは、ビジネスで培った経験ではなく趣味に近いものです。旅客機のエンジン音を聞いただけで、その機種のみならず型番まで分かってしまう人はそうはいないと思います。旅客機オタクとも言えるこの特技は、48年前からの趣味が高じたものです。



個人事業主にしろ、中小企業の社長であっても、事業を伸ばせる方であるかどうかが分かるようになってきました。事業主や社長であっても様々な個性やスキルを持って事業に当たられていると思います。必要なのはただスキルを活かして事業が上手くいっているだけではだめで、やはり純粋なまでに高い志をもってブレることなく愚直に事業に向き合うことです。


事業主や社長の中にも、先代から受け継いだ事業を営んでいる方も多数いらっしゃると思います。その様な方々の中には、ある程度の事業基盤が出来ており、それをつつがなく踏襲しながら事業を継続してくることも出来るでしょう。しかし、先行きが見通せない時代的な背景の中で、事業を行っていく為には自分の信念にも似た志を持ち得ていることが必要です。


それは単に金儲けをするという欲望ではなく、社会との関係の中で自分はどの様に関わっていこうかという存在意義を事業の目的と重ね合わせていることが大切です。自分自身の志や存在意義なんて正解があるわけではなく、自分の思いを自ら正当化し社会に受け止めて貰うためには、傍からは分からない自問自答という自己内省を繰り返すしか方法がありません。


自分が脈々と築いてきたスキルや能力と重ね合わせながら、それをどういう形で社会に提供していば受け止められ喜んでもらえるかを通して、その先にどの様な社会にしていきたいのかをイメージする必要があると思います。それが腹落ちしていますと、人間というものは不思議と日々の判断や行動において、自らが志す方向に自然と引き寄せられて行くものです。


一般に大手企業に勤めるサラリーマン社長などは、会社を安泰に継続させることに終始してしまうことから、外に対して自分の志を働きかけなくとも、内向きなマネジメントをしていれば自分の役割りを達成することが出来たと思います。しかし、これからの社会はこれまでの慣習や枠組みが通用しない大変革期の時代ですので、やはり志を持って経営すべきです。


会社でトップにまで上り詰めるには、もちろん高いスキルや能力を持っていることも必要ですが、どちらかと言えば志を持った出る杭よりも、その組織内で上司から覚えめでたい方が良いことは、組織行動論や集団心理学の側面からも裏付けられています。その様な文化が蔓延っている会社組織では、これからの変化する時代を乗り切っていく事が難しいでしょう。


その意味では、他流試合ではありませんが、副業や兼業を採り入れる会社が増えていることは、社員の視野を広げ、広大な社会の中で自分自身の立ち位置を知らしめるという効果があり良いことだと思います。その様な経験をいま勤めている会社で活かすことも出来ますし、社会との関わりの中で見出した志を実現すべく独立し自ら事業を営むのも良いと思います。


これからの会社組織というものは、ピラミッド型階層組織による一糸乱れぬ集団体制ではなく、そこで働く個々人が個人事業主の様に自律している必要に迫られるでしょう。その位の機動力がなければ会社として大海原を渡り切ることが出来ないからです。その時に自律しているかどうかは、一重に個々人が大なり小なり自分の志を持ち得ているかどうかなんです。


今日もありがとうございます!
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