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中小個人事業者のプラットフォームとして!

皆さん、おはようございます!
そろそろ、お正月気分も抜きながら日常に戻らなければと思います。あまり長く休み過ぎてしまうより、ほどほどの休息の方が良いのかもしれません。2022年の展望は具体的に読み込めてますので、予め準備を整えながら一歩ずつ確実に歩みを進めて行きたいものです。



これからの中小個人事業者や潜在意識として事業を起したいと考えている方々は、自分達の事業基盤である地域に存在する課題を事業を通して解決していく存在だと思います。グローバル化に向かう大企業には手の届かない地域の期待に応えてこそ、均整のとれた豊かな社会を実現して行くことが出来るものと思います。それが持続可能社会への一歩だと思います。


それら中小個人事業者等は、これまで大企業を頂点とする下請事業者として社会の枠組みの中に組み込まれてきましたが、これからの社会が企業中心社会から生活者主体の社会に変容していく好機を逃さず、持ち味である機動力を活かして新たな可能性を見出して頂けたらと思います。これまでの慣習に捉われることなく、真摯に生活者の声に耳を傾けるべきです。


大企業では小さ過ぎて参入できないマーケットでも、中小個人事業者等であれば大企業と競うことなく参入することも可能でしょう。そんな中小個人事業者等ですが、確かに事業の源となる技術やノウハウを持ち、それを礎として商品を提供しているのですが、意外にも事業者等が描き出す将来に向けた志(=パーパス)が不足しており可視化されていない様です。


また、いずれの中小個人事業者も、少ない人数ぎりぎりのところで事業を営んでいるせいか、俗にいう現場業務に人的資本を集中せざるを得ないという状況にあります。その様な理由から、経営管理業務が手薄となり(=その様な概念を持たない事業者も多く存在します)事業を進めていくべき方向が定められず、ややもするとその日暮的な事業が営まれてます。


これからの時代は、一芸に秀でる中小個人事業者等であっても生活者に提供する商品に魂がこもっていれば、大企業の標準化による複製可能な商品よりも販売する上で優位なポジションが築けることでしょう。情報化社会ですから、SNSなどを活用して自分達が商品に込める思いを伝えていくことも可能ですし、生活者もその様なコンテンツを待ち望んでいます。


それとは逆に、不足する経営管理等のマネジメントは、DX(=デジタルトランスフォーメーション)など情報技術を活用して業務効率化を図れば良いと思います。大企業とは異なり小世帯の業務ですので標準化して他の中小個人事業者等と共通化することも可能だと思います。そうすれば、これまでとは異なりより安心して商品の生産に取り組むことが出来ます。


更には、複数の中小個人事業者等が出店できる特定分野の商品を専門的に扱うインターネット通販(=通販モール)を開放し、共同で広告宣伝や販売促進を行い、そこでの販売データを新しい商品開発に活かしたらどうでしょう。これは何もWeb上の中だけのことではなく首都圏の消費地に共同でサテライトショップであるリアル店舗を出店しても良いでしょう。


一方、商品生産地である地域の中小企業事業者等は、見方を変えればそれ自体がコンテンツであり、提供する商品に関心のある生活者に訪れて貰う「場」としての整備をすることも可能だと思います。全ての出発点は、事業を営む中小個人事業者等の生き様を明確化し、可視化することにより、少しでも多くの方々が笑顔で自律的に地域の仕事を楽しむ姿でしょう。


今日もありがとうございます!
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