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なりわい起業の秘訣!

皆さん、おはようございます!
働く基本は、肉体を使ってモノづくりに励むことだと思います。現代は、生産の自動化や経済のソフト化によって、身体をもって働くという実感が薄らいでしまっています。それでも身体に経験知を染み込ませ一芸に秀でる働き方の基本はいつの時代も変わらないでしょう。



時代の移り変わりを俯瞰していますと、時間の切り売りをして会社から宛がわれた仕事をこなしていく働き方にも限界があるのではないかと思います。会社は社内の業務を標準化して生産性を高め成長し続けていく存在ではあるのですが、いままで一応の成功を納め確立してきた事業には、時代の移り変わりとともに未来永劫成長させ続けることに限界があります。


会社という器を維持して行くためには、その器の中の事業を絶えず改編して行くことが不可欠です。既存事業を活用して新たな事業に改編しようにも、画一的に標準化された業務を担っている働き手には、既存事業を維持して行くための煩雑な日々の業務に苛まれ、新しい事業を生み出して行く時間的な余裕もありませんし、事業全体を俯瞰することも敵いません。


その様な閉塞感を抱える中で社会にイノベーションをもたらす為には、会社の多くの業務を自動化させ働く人々に時間的な余裕を持ってもらい、新しい事業を構想してもらうしかありませんが、誰にでもそれが出来る訳ではないでしょう。そもそも、新しい事業を創出するとは、組織だってそれを行うものではなく、個人の資質や経験知に依存するものだからです。


考え得るのは、会社が持つ管理制度を度外視して、気ままに働き手に事業を創り出すことを委ねるしかありません。その際には、会社という枠組み自体が邪魔になります。そもそも事業を創り出す働き手は、会社という枠組みに依存しないものであり、ある意味では雇用関係自体が邪魔なのかもしれません。生活をしながら、どう事業を創出して行くべきでしょう。


会社から固定報酬を得ていては、会社との柵から抜け出すことが出来ません。最近では会社側も副業制度を奨励する風潮にありますので、その制度を利用し起業することも一つの方法だと思います。一層のこと、会社との関係を業務委託に社員に切り替えて、会社に捉われることなく自律的に起業の道を目指すことでも良いと思います。色々な方法があるでしょう。


会社の看板がない中で、広い海原で事業を行っていくということは、さぞかし大変なことと思われるでしょうが、その様なことはないと受け止めています。誰でもその人だけが築き上げてきている自分ならではの個性に根付く秀でたものがあると思います。それを最大限活かして他人のために便益を提供していくことが基本です。その個性に気付くことが大切です。


他人のために便益を提供するといっても、なかなか見ず知らずの人にそれを提供することの方が大変かもしれません。それは会社のような看板がなく、自らの信用力に頼ざるを得ないからです。まずは自分の人間性を理解している知人関係を頼りながら徐々にその販路を広げていく必要があります。そして起業した事業を少しずつ仕組み化することも必要なのです。


副業による起業なら、間接的に会社の信用力を後ろ盾として利用することも可能かもしれません。それでも、それは最初のうちであり、便益の提供を通してお客様から多大なる信用を得ながら間口を広げていく努力が不可欠です。そもそも人の顔が見える便益提供が事業の基本であり、それがなりわい起業です。事業拡大につれシンボライズすればそれが暖簾です。


今日もありがとうございます!
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