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ベンチャーキャピタル!

皆さん、おはようございます!
カウンセリングを学んでいますと様々な気付きがあります。自己が他者に共感しながら受容して行くといっても、言語や表情などを通して理解して行くものです。そこは互いに生身の人間ですので、カウンセラーによって受け止め方が異なるという様なことも起き得ます。



シリンコンバレーの米ベンチャーキャピタル(=VC)の500Startups(=ファイブハンドレッド・スタートアップス)が、日本の地方自治体との連携を通じスタートアップ企業育成の取り組みを広げるそうです。同社はこれまで神戸市と展開してきたが、このほど愛知県とも起業支援をはじめています。国内VCを差し置いて本場の米VCの到来です。


シリコンバレーでの専門的知見をスタートアップ企業に伝授し、初期段階の資金調達にまでつなげる他、日本の製造業とのマッチングを進めるそうです。愛知県とまず国内・海外の起業家向けに起業支援プログラムを提供します。愛知県といえば、つい先日もソフトバンクを指定管理者とするスタートアップ企業支援施設を設置することを発表していたと思います。


国内でも地方行政単位でスタートアップ企業を支援する動きが出始めています。地域発イノベーションにより、地域経済の活力を高めていきたいという思いからでしょう。アーリーステージと呼ばれる初期のスタートアップ企業を対象に、それぞれ20社程度を審査し、2~3ヶ月間にわたりメンターと呼ばれる専門家による講習などによって手解きを行います。


スタートアップ企業がどの様に成長して行くか、資金調達の手法、投資家への説明といったノウハウを提供します。講習を通じて資金調達に向けた実際の事業説明機会にまでつなげる他、製造業を中心とする愛知県の企業とのマッチングにもつなげます。ファイブハンドレッド社に期待したいノウハウは、スタートアップ企業をどの様に成長させて行くかでしょう。


同社はシリコンバレー発ベンチャーキャピタルで2010年に設立されています。77ヶ国2500社以上に投資実績を持っています。独自の育成プログラムを生かし、政府機関や大手企業との提携によるスタートアップ企業支援にも取り組んでいます。独自の育成プログラムがどの様なものなのか謎めいていますが、そう簡単に標準化できるものなのでしょうか。


対象となるスタートアップがアーリーステージにある企業ですので、ある程度の事業の骨格が見えている段階でしょう。コアとなる要素技術を生かし、どう内部体制を整えながら、販路を拡大させて行くかに尽きると思います。その上で、技術面についてまで支援しながら用途技術にまで導き出せて行くとしたらファイブハンドレッド社も大したものだと思います。


講義スタイルでどこまでそのノウハウを伝授できるのかという課題もありそうですが、彼らの主目的はやはりVCですのでスタートアップ企業に投資することにあります。資金調達するための投資家に対する見せ方が大部分を占めるのではないでしょうか。スタートアップ企業が成功するか否かは紙一重であり、誰にも分からないほど不確定要素が多いと思います。


本来、スタートアップ支援はオーダーメードで個別企業毎に異なるものだと思います。同じ環境におかれた、技術を持つ企業であっても、それを司る人が異なれば、違った事業展開となることは技術は人に宿りますので想像し得ると思います。起業とは、最初から最後まで人間そのものに尽きますので、いかに風通しの良いコミュニケーションが出来るかでしょう。


今日もありがとうございます!
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