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フューチャープラザ!

皆さん、おはようございます!
巷にはフランチャイズという外形からは判断できない商売を営んでいる方々がいます。事業運営のノウハウを提供する者、そのノウハウを受ける者ともに、事業というつかみどころのない営みを行っているため、当初の計画どおりの結果が出ないと係争になり易いようです。



これからの「まち(=地域)」の必要機能として、フューチャープラザという未来の地域のあるべき姿を実現していく事業づくりを支援するコミュニティ広場があったら良いなと思います。必ずしも規模の経済を追いかけるわけではない、事業を通して地域にとって必要な課題を解決する個性溢れる中小個人事業者の創業や事業再構築を支援を行っていく拠点です。


事業というとこれまでの常識からは、ある事業領域においてマスマーケットを対象にしながら拡大再生産していくイメージに捉われがちです。私達の暮らしからかけ離れた存在としての事業ではなく、これからは暮らしに身近な存在として事業があるべきでしょう。事業者自らも商品の提供と消費という一線を画すことない両面を持ち合わせた働き方が望まれます。


それをプロシューマー(=生産消費者)というのかもしれませんが、商品の供給側と需要側がかけ離れた社会の枠組みに綻びが見えるなかで、それらの枠組みでは対処できない地域の課題を解決していく為には、その地域に暮らす人々が自ら小さいながらも商品の提供者となって働くことが望まれると思います。既存の中小個人事業者が取り組んでも良いでしょう。


シャッター商店街など各地で地域経済の衰退が顕在化しています。地域人口減少が理由として取り沙汰されてますが、その本質は地域に至るまで日本経済全体が規模の経済という標準化されたフォーマットに当て嵌めて物事を捉えるからでしょう。地域には地域として必要な持続可能経済を成り立たる、固有の需要に応える営みを創出していく必要があるでしょう。


例えば、地域内の全ての必需品を大量生産消費型の商品を手にするばかりでなく、中にはその地域固有の受け継がれてきた技術、ノウハウに基づいて生産された少量の商品を地域内で自給自足的に消費することも可能でしょう。その地域内の消費量を超えて生産された商品は地域外に供給して外貨を稼げば良いと思います。そうやって営みを増やすことが必要です。


一つの商品を創るということは、様々な原料、加工、物流といった新たな営みに波及していくものです。そうすると徐々に地域内に新しい営み(=仕事や事業)が増えることになり、少しずつではありますが人口減少にも歯止めがかかるようになると思います。その様な新たな仕事や事業を暮らしていく必然の中で構えのない自然な感覚で生み出す必要があります。


大切なのは、個人個人が持つ能力、ノウハウに焦点あて、それを活かしてどの様な地域の課題を解決していこうかというビジョンだと思います。それを個人で自問自答しても、なかなか自らを俯瞰することは難しいものです。その時に頼りになる存在としてフューチャープラザなるコミュニティの場が、新しい営みの創出に必要な一役を担って頂ければと思います。


新しい営みを創出する為にはテクニカルな部分も必要ですが、それ以前に営もうとする方のメンタルや心構えといった方が大切かもしれません。必要以上に構えることなく自然体で営んでいく為には、同じ志を持つ人々とのコミュニティを通じた創発も必要でしょう。そうやって地域に少しでも多くの新しい営みを創ることが、これからのまちづくりだと思います。


今日もありがとうございます!
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