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現在・過去・未来!

皆さん、おはようございます!
月も改まり、早くも7月です。今年も半分が終わったことになります。日々の生活の中に埋没していますと、前進しているのか後退しているのか分からなくなります。しかし、半年を振り返ってみますと、自分が思い描いている方向に着実に近付いているのが分かります。



歳を取ればとるほど時間が経つのが早く感じられるものです。気が付けば、もう間もなくまた歳を重ねることになります。自分のペースではありますが、未だアクティブに仕事が出来ていることに感謝しています。最近になって、ようやく自分が何者であるかが見えるようになって来た様な感じがしています。少し遅すぎるような気もしますがこれも天命でしょう。


10年ほど前にサラリーマン生活にピリオドを打ってから、自分でビジネスを起こしてやっていますが、現在が一番自然体で伸びのびと仕事に打ち込めているものと感じています。最初の頃は、自分の専門分野であるにも拘わらず、お客様にサービスとしての成果物をアウトプットすることが不安で勇気が必要であったことが、いまでは懐かしく思い返されます。


それどころか、元々はバックボーンである財務数値を操ることを生業にしてきましたが、いまそれは目的ではなく、自分のあるべき姿を実現していくための方法として捉えるようになっていること自体に自分自身で驚きを隠せません。むしろ、財務数値という呪縛から解き放つことが出来たことから、人生の後半戦(=終盤戦?)を生きいきとしていられる様です。


私の財務数値との出会いは、大学卒業後、就職した地域金融機関時代に遡ります。大学で心理学を専攻していたこともあり、会計や経済といった分野に持っていた苦手意識を克服しようとの考えから地域金融機関に入社したことが思い返されます。元々、数字に対するアレルギーを持っていなかったことも奏功し、財務数値の世界に引き寄せられて行ったようです。


ただ、金融機関の宿命である他人のカネで褌をとるビジネスは無味乾燥で、いつしか実業界の中で思う存分に生きた財務数値を学びたいと思うようになっていたというのが正直なところです。思い立つと直ぐに行動してしまいがちな性格も手伝って、今は亡きディベロッパーへと転職します。ここで会社再建業務に出会うことになり財務数値の世界を深めています。


経済事象を単なる財務数値によって表現することに留まることなく、法律により解釈を加えることが出来るようになり、随分と厚みが増したものと思います。その時の経験がM&Aや事業再構築といった業務に自分を惹きつけて行ったものと受け止めています。この辺になりますと、完全に財務数値を操ることが目的化してしまっていたと、いまでは反省してます。


大学院にまで行って財務数値を研究するほど面白みを見出すようになっています。いま思えば、これまでの社会の枠組みや慣習を前提とした囚われの中でしか、物事を見てなかったようです。無理がたたり肉体に自浄作用が働いたせいか、完全に体調を崩し寝込んでしまった経験を持ちます。その時の経験が、財務数値の世界から解き放つ切っ掛けとなっています。


これから社会は大きく変わり行くと思います。それを切り拓いていくのは私たちの英知と行動力であり、あるべき未来の姿を追い求めていく中に活路が見い出されて行くことでしょう
。これからの時代においても財務数値が無くなる訳はありませんが、財務数値とはあくまでもコミュニケーションツールであり、それを使って何を表現していくかが問われています。


今日もありがとうございます!
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