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起業の方法論!

皆さん、おはようございます!
3度目の緊急事態宣言により今年のGWも出かけることなく自粛することになっています。東京五輪を控え、政策側も是が非でも大会を開催させたい意図が見え隠れします。しかし、不要不急の外出は避けるにしても、最後は個々人の良識ある判断に委ねられるのでしょう。



起業に関する様々な書籍がありますが、あまりそれらに捉われないことをお勧めします。将来、株式を公開するスタートアップ企業の起業の仕方から、個人の延長であるプチ起業までありますが、マーケットをロジカルに分析をした所で、実際に提供する商品がお客様に受け入れられるかどうかは、商品性よりもいかににお客様との信頼関係を築くかだと思います。


事業には、フロービジネスとストックビジネスがあります。絶えず商品を販売し続けマージンを積み上げながら事業を成り立たせて行くフロービジネスは、広くマスマーケットに対して商品性を訴求して行かなければならないため、商品に余程の秀でた所がない限りは難しいと思います。一見フロービジネスに見えても、実は最初から固定客がいる場合が殆どです。


その意味でフロービジネスでありながら、スットクビジネスであるというのが正直な所でしょう。スットクビジネスというのは、お客様と契約を結び会員等の確保によって継続的な利益を得るビジネススタイルです。最近、SNSなどを利用して個人であっても消費者に対して情報発信できる様になっており、起業に際して情報拡散されている方を多く見かけます。


しかし、顔の見えないお客様に対して起業者自身や提供する商品をいくら訴求した所で徒労に終わるのが殆どではないでしょうか。それよりも、やはり起業の初期段階においては、顔の見えるお客様に向き合い、双方向のコミュニケーションを図りながら、堅実に自らが提供する粗削りの商品に磨きをかけていくプロセスを踏むことが、なにより大切だと思います。


起業時に往々にして壁として立ちはだかるのが、どうやってお客様を見つけるのかということだと思います。その答えは、まずは自分の身近な知人関係から見出していくことで構わないでしょう。そう申し上げますと、自分の身近にその様なお客様になり得る人が見当たらないという質問が帰ってきそうですが、それは最初から商品を作り込み過ぎているからです。


事業を始める時、まずはお客様に提供すべき商品をイメージすると思いますが、その時に陥り易い罠が独り善がりに自分ならではの商品に拘り過ぎてしまうことです。当然に起業者自らの過去の経験や将来像をイメージしながら商品設計していくものですが、必ずしもそれがお客様に受け入れられるとは限りません。寧ろ、受け入れられないと考えるべきでしょう。


最初は、大凡の商品イメージに留め、まずはお客様の懐に飛び込みながら商品の精度を高めて行くことをお勧めします。お客様の抱えている困っていることに応えるべく、お客様とともに商品を創っていくことだと思います。そうやって2、3のお客様に柔軟に接していますと共通するニーズが浮かび上がります。それを基に商品として標準化すれば良いでしょう。


そうやってテストマーケティングを通して創り上げられてきた商品であれば、他の一般のお客様に対しても訴求していくことができます。自分の人脈の中にターゲットとなりそうなお客様も見えてくるでしょうし、人伝でお客様を紹介して貰うことも可能でしょう。時間と手間暇がかかりますが、自分ならではの商品設計をする為には必要なプロセスだと思います。


今日もありがとうございます!
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