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現在・過去・未来!

皆さん、おはようございます!
マニアックな話しですが、ボーイング777-300ERという旅客機の本物のフライトシュミレーターを操縦する機会がありました。こんなハイテク機を飛ばすのはさぞかし難しいのだろうと思いきや、いまの旅客機は自動制御されているコンピューターの塊なんですね。



未来のあるべき姿を想像するには、過去から現在に至るまでの経験を踏まえ、社会との関わりの中で現在を精一杯生き抜くことが大切なんだと思います。現実の社会の中でややもすると埋没しがちな思考パターンにばかり陥ることなく、内面から湧き出てくる素直な自分の声に耳を傾けることが必要です。なにをしている時の自分が楽しいと思えるのかが大切です。


会社勤めをしているのであれば、その会社を通して実現していきたい未来のあるべき姿を思い描くことも可能です。また、会社という枠組みに捉われることなく、もっと自由に自分の思いに目を向け、未来の可能性を思い描くことも出来るでしょう。大切なことは、自分の思いを描き続けるエネルギーを持続することであり、見果てぬ夢を思い続けることでしょう。


その未来のあるべき姿を実現すべく日々活動することを広義の事業と例えるなら、どうすれば事業に成功することが出来るのでしょう。会社という枠組みを通した事業の競争戦略なら
経営学の教科書に多くの定式が書かれていますが、生きて行く上での事業を考える時にはそれらは役立ちません。なにをもって成功とするかは、個々人の思いに委ねられるからです。


会社が自らの経済的な価値を最大限高めることは、目的ではなく結果にしか過ぎません。大切なことは、事業を通して社会に対してどの様な便益を提供できるかを追求していくことであり、その為には会社を通して個々人が未来のあるべき姿を思い描くことが必要です。それらを会社としての共通の目的化したものを経営理念と位置付けることが出来ると思います。


これからの時代は、この経営理念や個人が持つ思いというものが今まで以上に大切になることでしょう。情報化社会において、それらは多種多様な未来のあるべき姿を表象する価値観個性として社会の中で周囲の人々から識別されるものであり、同時に共感を育む拠り所となるものです。同質性の高い会社や個人が共感し合いながら未来を創り上げて行く時代です。


その意味で会社や個人といったものは、もっと自律分散していくことになるのでしょう。自らの過去から現在に至る過程で身に付けてきた経験知を活かし、それを破るべく明日に向かって日々の新たな経験を身に纏いながら、思いおもいに行動していくことが求められます。
その様な多様な思いを確立することによって、結果的に社会のバランスがとれるでしょう。


どう事業を通して自己を表現していくかということになりますが、それは今までのような金銭的な数量の多寡でなく、精神的に洗練された質的な満足感なんだと思います。そこに共感できる事業が選好され、これからの社会を形作っていくのでしょう。その様な個性豊かな社会の到来がすぐそこまでやって来ている思います。誰しもが事業主体となり得る社会です。


自ら社会に対して便益を提供しながら、それと同時にそれを消費する主体、まるでプロシューマーの様な主体が現実味を帯びてきます。そして、その様な主体が興隆を極める社会に移行するにつれ、また新しいサービスが必要になって来るでしょう。自らの経験知を活かし、いまここを直視し、内なる声に耳を傾けることによって、新たな道が切り開けるでしょう。


今日もありがとうございます!
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