皆さん、おはようございます！
朝、起きがけの空は霞がかった曇りだったのですが、急に晴れ渡り一面に青空が広がっています。ブログを書くこの時間は、今までを振り返り、これからをどう表現していくかを考える大切な時間となっています。流れ行く雲のように、風に身を委ねて行きたいと思います。

誰しも社会が大きく変わり行く最中にあることを感じているのではないでしょうか。これまでの価値観、慣習に従うことが窮屈に受け止められ、もっと自由に思いおもいに心地よく暮らしていきたい。でも、来るべき将来の姿が見通せない中で、一抹の不安も感じざるを得ない、夢と現実が入り混じった感覚だと思います。だからこそ、時代の変革期なのでしょう。

その様な時は、歩みの速度を落して、自分に向き合いながら気持ち良いと思うことを行っていれば良いと思います。あまり先々のことばかり考えず、日々楽しいと思うことを行っていれば、一つの道が切り開けます。人間の直感には、一貫性がないように見えて、意外にも理路整然とした行動力が備わっているものです。自分の気持ちに素直に従うべきでしょう。

私自身、そんなことを思いながら日々の生活を送っているわけですが、ビジネスを予め論理的に組み立て行動するよりも、直感を信じてしなやかに行動しながら点と点を線で結んで行った方が、結果的に自分が納得できるビジネスが描けるようです。五感をフルに活用しながら、心身に経験知を摺り込ませていくことが、自分の能力を発揮する為には必要でしょう。

今の社会を大きく前進させて行く為には、生活する個々人が将来ありたい姿を思い描き、そこに向け歩みを進めて行くことが大切だと思います。日々の生活に追われていますと、実はなかなか難しいことなのかもしれませんが、やはり時として自分の内なる声に気付き、その声に素直に従っていくことが必要です。それを紙に書いて視覚化することも良いでしょう。

元々、事業を財務会計面から捉えその経済的な価値を最大化する為にはどうすべきかを考え行きついたのがヒューマンキャピタル（＝人的資本）の効用を最大限に引き出すことです。この様な書き方をすると、いかにも財務会計的な匂いがしてしまいますが、要は人間が持つ能力を最大限に発揮していくことが、結果的により良い社会を育んで行くことになります。

森羅万象、事業も科学も極めて行きますと、何れの道も最後に辿りつくのは人間なんだと思います。この広い地球という大地に立つ、自然や社会と人間が対峙しながら生きて行く為には糧を得なければなりません。糧を得る為に人間は、自分自身の能力を高めて行く必要があります。その時に、自然や社会との関わりの中で、自分をどう活かすかも考えるでしょう。

それを考える時に発揮されるのが人間が持つ創造力なんだと思います。創造力を発揮する為には、ただ夢想しているだけでなく自分の心身に浸みこませた経験知に裏付けられている必要があります。人間は自分が持つ能力の型を守・破・離しながら大きく揺るぎないものにしていくものでしょう。心技一体となった能力を最大限発揮する為にも創造力が不可欠です。

そんな人間が持って生まれた能力を高めて行くことが、これからの社会にとって一番大切な本質だと受け止めています。今の社会の枠組みは、あくまでも時代の流れの一時点における必要十分条件を満たした結果に過ぎません。その様な社会の中で、自らが培ってきた能力をマイナーチェンジしながら、来るべき理想の社会を追い求め続けることが大切でしょう。

今日もありがとうございます！
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