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社会変革に一番大切なこと!

皆さん、おはようございます!
クラウドファンディングも購買型が活況を呈しています。人によっては、今後3年間位でピークを迎えるのではないかと言われています。しかし、現在のそれはECの延長のような形態になっており、クラウドファンディングの本質である共感はその後定着するのでしょう。



やはり一つの会社に30年、40年働いてきた方々の仕事に対する価値観は、まずは自分が勤める会社ありきで捉えられており、自分の仕事はあくまでもその枠組みの中で考えられているところに特色を見出すことが出来ると思います。現在の会社という組織形態が、あたかもお家意識を前提とした協調性を尊ぶ文化を築き上げてきたのでやむを得ないと思います。


その様な会社組織で働く方々は、外部環境の変化により旧態依然としてしまった会社制度があれば、それを変えていくことこそ会社に貢献しているという満足感が得られるのでしょうが、いまの時代に求められる変化のスピードは、その様な社内からの積み上げによる変化ではなく、会社組織を根底から覆す様な変革であることに留意する必要があると思います。


それは、会社の中から時代の変化を見上げるのではなく、会社の外から時代の変化を俯瞰して見下ろすことが必要なのでしょう。世界企業の時価総額ランキングやイノベーション指数で、日本の会社が大きく後塵を拝しているのは、あたり前と言えばあたり前であり、この会社という組織と働き手の結果的な持たれ合いの関係を変えていく必要があると思います。


この様なことを言うと、長年、日本の雇用慣行に慣れ親しんできた方々からお叱りを受けてしまいそうですが、会社という組織と働く方々が協調し合う仕事のあり方では、物事が遅々として進まず、会社が大胆に変革していくことを阻害してしまうでしょう。もっと働く方々が個人事業者のようにリスクをとって自律的に働かなければ、会社の変革も覚束きません。


ヘルスケアメーカーのタニタをはじめとする会社が、正規雇用社員から業務委託社員への転身を進めているのは、なにも定年退職を迎えた社員の選択肢として雇用延長か業務委託社員を用意しているからではではありません。それは、個人事業主となれば小さいながらも一国一城の主として自らの事業を自律的に切り盛りしていくセンスが身に付くことになります。


業務委託契約になれば、当然に業務に対する成果が求められ、成果がともなわなければ契約の打ち切りということも起こり得ます。世のサラリーマンからみると、この点が非常にリスクとして映る様ですが、そもそも皆さんが勤める会社というものも成果を出せなければ、当然会社として存続が危ぶまれるにも拘わらず、矛盾を内包していると思わざるを得ません。


会社の利益を社員の方々に分配するのであれば、リスクも社員の方々が負担するべきではないでしょうか。会社が右肩上がりに成長しているときはリスクが顕在化することはありませんが、その時の悪しき慣習が時代の変革期にも拘わらず、いまの会社組織という擬制法人に残ってしまっているところに問題があるでしょう。それでは会社が持たなくなってしまう。


リスクを凌駕していく為には、個々人が強烈な夢を追い求めることだと思います。夢を実現すべく努力していればリスクなんてリスクと思わず乗り越えて行けるものです。いまの日本の社会は、将来に対する夢を抱かずにリスクばかり固執しているところに閉塞感があるのでしょう。夢を見続けるということは、自分なりの人生哲学を深めていくことでもあります。


今日もありがとうございます!
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